NIFTY CloudのクラウドストレージはCloudBerry Backupのアカウント一覧には表示されていません。しかし、NIFTY CloudのクラウドストレージはAmazon S3のAPIに互換性がありますので、バックアップ先として利用可能です。
今回はその利用方法について簡単にご紹介します。
①バスケットの作成(既存のバスケットを利用しない場合)
NIFTY Cloudのコントロールパネルにログインし、クラウドストレージのエクスプローラーをクリックします。
バスケット作成からバスケットを作成します。
②Access Keyの取得
CloudBerry Backupからアクセスする際に使用するアクセスキーを取得します。
右上のアカウントメニューからAPI認証をクリックします。
AccessKeyが表示されますので、これをメモします。またSecretAccessKeyも必要となりますので、”表示する”のリンクからメモします。
③アカウントの登録
CloudBerry BackupにNIFTY Cloudのストレージを登録します。
左上のFileからS3 Compatibleを選択します。
新規作成するため、Addをクリックします。
ここにDisplay name(表示名)と先ほどメモしたAccessKey、SecretKeyを入力、Service pointはリージョンごとに異なっており、東日本(east-1)ならば”ncss.nifty.com”、西日本(west-1)ならば”west-1-ncss.nifty.com”と入力します。
これにより、ストレージにアクセスが可能になりますので、Buket nameの一覧からバケットを選択します。
以上で、CloudBerry Backupへの登録は完了です。これでNIFTY Cloudのストレージをバックアップ先として指定できるようになりました。
※Service pointはクラウドストレージのサービスごとに異なります。必要に応じて各ベンダー様にお問い合わせください。
関連トピックス
- 【CloudBerry】日本リージョン対応クラウド一覧
- Veeam + Cloud Berry連携で仮想環境データを任意のクラウドストレージに簡単バックアップ!
- Cloud Berry Backupで、クラウドストレージ上へデータを安全に賢くバックアップ
- StarWind Virtual Tape Library(VTL):クラウドストレージ(AWS、Wasabi、Azure)を利用した展開
- クライム・クラウド・バックアップ・サービスとWasabiでストレージコストと複雑さを削減
- Amazon S3へのバックアップに必要な権限【CloudBerry(MSP360)】
- 物理、仮想バックアップを集中管理可能なVeeam Availability Consoleをリリース
- NASバックアップ戦略:ローカル、クラウド、ハイブリッドバックアップ : CloudBerry Backup
- Amazon S3と GlacierへのVeeam VTLオプション [ StarWind Cloud VTL for AWS and Veeam] テープ機能(VTL)でコスト効率の良いバックアップ代替えを! Azure Cloud Storageを 指定することも可能!
- Snowflake Data Storage用としてのWasabiクラウドストレージ