N2WS Backup & Recoveryは登録したAWSアカウントに紐づいている
EC2インスタンスやRDSなどのAWSリソースのバックアップ/リストアを
コーディングすることなく、簡単に行えるソフトウェアとなります。
今回は、取得したEC2インスタンスのバックアップから、簡単にリストアが行えることをご紹介します。
まず、リストアしたいEC2インスタンスの世代を指定します。
N2WS WebコンソールのBackup Monitorタブでは、現在取得されているN2WSポリシーが確認でき、それぞれバックアップが実行された時間や成功/失敗ステータスが確認できます。
リストアしたい世代のActionタブより、Recoverをクリックします。
クリックすると、ポリシーで取得されているAWSリソースが確認できます。
Recoverタブには、下記3つのリストア方式が提供されております。
項目 |
動作 |
Instance |
EC2インスタンスとしてリストア |
Volumes Only |
EBSボリュームのみリストア |
Explore |
特定のファイルのみリストア |
それぞれご紹介します。
- EC2インスタンスとしてのリストア
Instanceをクリックした場合、取得したバックアップからEC2インスタンスとしてリストアが可能です。
Advanced Optionsより、より詳細なパラメータを調整することも可能です。
- EBSボリュームのみリストア
Volumes Onlyをクリックした場合、特定のEBSボリュームのみリストアが可能です。
- 特定のファイルのみリストア
Exploreをクリックした場合、特定のファイルのみリストアすることが可能です。
※別タブにて、バックアップ内のファイルが確認できます。
このように、N2WS Backup & Recoveryを使用することで、用途にあったリストアを、Webコンソールから簡単に実行することが可能です。
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