StarWind: VDI（Virtual Desktop Infrastructure）ユーザ事例 [ Anchor Brewing社 ]

Anchor Brewing社のルーツはカリフォルニアのゴールドラッシュにまでさかのぼり、アメリカで最も古い醸造所のひとつです。Anchor Brewing Beerは、1896年にサンフランシスコで誕生したオリジナルビールです。

1 問題点：
2 解決策：
3 結果：

問題点：

以前のAnchor Brewing社のハードウェアもソフトウェアも陳腐化しており、IT部門はインフラを最新ソフトウェアへの転換が必要でした。まずVMware VDIソリューションの導入が決まりました。当初はサンディエゴの支店の近くにあるデータセンターにサーバ・インフラを設置することを決定しました。まもなく、Anchor Brewing 社はサンフランシスコ本社で従業員を増やし始めました。本社のネットワークリソースを多用することで、サンフランシスコとサンディエゴ間のWAN接続に大きな負担が掛かり始めました。しかし、WAN リンクをアップグレードするにはあまりにもコストがかかりすぎたため、サンフランシスコ本社内に複数のサーバーを移動することにしました。このタスクを完了させるためには、素早くSANを導入することが必要でした。しかし、すべてを稼働させるための時間が限られていたので、計画は進展しませんでした。Anchor Brewing社は自分たちのVDI ソリューションのために、高性能で信頼性の高い SAN 導入が急務でした。

解決策：

StarWind Virtual SANは、VDIに最も適した価格性能比を持つSANソリューションとして選ばれました。StarWindは、高速な設定、シンプルな管理、信頼性、ストレージ関連のすべてのプロセスの高効率性など、Anchor Brewing 社の主要な共有ストレージの要件をすべて満たしていました。それ以前はAnchor Brewing 社はハードウェアSANだけを使っていましたが、ソフトウェアSANは使ったことがありませんでした。しかし、コストを抑えて素早くSANを調達するために、StarWindを試してみることになりました。

想像を超えて、インストールは非常に簡単で、20分もかかりませんでした。デフォルトの設定で、満足のいく結果が得ることができました。StarWindはWindows OSのDellサーバにインストールされました。このサーバは、サイトのドメイン・コントローラとして、また、すべての仮想デスクトップ（約40台）のSANとして使用されています。StarWind Virtual SANアーキテクチャとその高速キャッシング機能は、VDIソリューションを効果的に展開する上で非常に重要な、画期的なIOPSレートを実現しています。以前にはいくつかのハードウェアSANソリューションを使用していましたが、このSANのパフォーマンスは驚異的なものでした。他のSANと比べて半分の時間でVMを起動し、一度に10個のVMを起動することができました。

StarWindのデータ保護機能も優れたパフォーマンスを発揮し、ディザスタ・リカバリ計画はAnchor Brewing 社に欠かせないものとなりました。CDPと自動的にキャプチャされたスナップショットは、データに加えられたすべての変更のリアルタイムデータバックアップをAnchor Brewing 社に提供するようになりました。これらの機能により、任意の時点での高速なデータリストアが可能となり、バックアップとリストア処理中の全体的なパフォーマンスへの影響を最小限に抑えることができます。

結果：

優れた性能とスムーズなワークフロー
優れた性能は、Anchor Brewing 社にスムーズなワークフローをもたらしました。
StarWindは、AnchorのVDIを強化し、高いパフォーマンスと機能を最大限に発揮できるようにしました。StarWindシステムは完璧に動作しています。

時間と予算の要件：
StarWindは、Anchor Brewing 社のハードウェアの二重の負荷を可能にし、VDIのための信頼性の高いSANソリューションをリーズナブルな価格で提供しました。この新しいSANのスピーディかつタイムリーな展開により、Anchor Brewing 社は大幅なダウンタイムと相対的な利益損失から解放されました。

重要なデータのデータ保護を強化：
StarWindは、Anchor Brewing 社のビジネスクリティカルなデータを保護し、いつでも復旧可能な状態を保証しています。自然災害や人災が発生しても、Anchor Brewing 社のデータは数分で安全に復元されます。