今回はユーザインターフェイス回りの機能追加・改善から特長的なものをご紹介します。
※機能改善の一覧についてはこちらから”[技術資料]v8の新機能.pdf”をダウンロード可能です。
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- Veeamバックアップサーバのコンソール
- ゲストアカウントのテスト機能
アプリケーションを意識した静止点作成処理とゲストファイルシステムのインデックス作成で使用するゲストアカウントに対して、ジョブウィザード中に自動的なテストを行えます。テストはジョブに登録されているVMのリスト作成から行われ、各ゲストに対する設定された認証情報を元にした接続テストを行います(Guest OS Credentials ダイアログで設定した認証情報を含みます。)。
- ジョブレベルの通知設定
Ver7まではジョブごとに設定可能なメール通知は受信者のみでしたが、Ver8からはグローバル設定とは別に通知するステータスや件名のパラメータなどを設定できます。 - Save asボタン
ジョブのAdvancedからおこなう詳細設定項目の設定内容をSave asボタンでデフォルトとして保存可能になりました。 - スケジュール設定項目の最適化
分単位の設定でも開始分を指定可能に、時単位の設定では24時間を割り切れる時間のみに、月単位の設定では第何週の指定以外にも何日目かの指定も可能になどスケジュール設定がより使いやすく最適化されました。 - TCP/IPスレッド数の設定
Ver7まではレジストリからの設定でしたが、Ver8からはGUIからもTCP/IPの接続数を設定できます。
- アップデートの自動チェック機能
Veeam Backup & Replicationの新バージョンや登録しているHyper-Vに推奨されている更新が適用されていない場合などにこの情報が表示されます。
- ゲストアカウントのテスト機能
- Veeam Enterprise ManagerのWeb UI
- モダンUIへの変更
フラットデザインなUIへと変更されました。
- 新機能への対応
Ver8から追加されたLinuxの1-Click ファイルリストア機能とフェイルオーバープラン機能をEnterprise Managerからも実行可能です。
- モダンUIへの変更
このように様々な機能追加・改善がVer8で実施されています。さらに先日リリースされたVer8 Patch1でも修正のみではなく機能追加が行われています。
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