EMC VNX とVNXeでのストレージ・スナップショットはファイル、仮想マシン、SQLデータベースやEmailのようなアプリケーション・アイテムの削除からのリカバリーとしては最適です。ユーザがEMC VNXとVNXeハイブリッド・ストレージアレーで簡単にリカバリー・オプションが設定できるようにこのストレージ・スナップショットを確認します。
ストレージ・スナップショットはUnisphereで設定し、Storage | File Systems | Modify Protection順で設定していきます。下記図はデフォルトでのスナップショット・スケジュールを表示しています。
デフォルト・スケジュールでは毎日3:00AMにスナップショットが取られて、2日間保持されます。それはそれで、バックアップが日中に取られていなということは問題です。
VNX とVNXeでのスナップショット・スケジュールを4時間ごとに取得し、1日間保持するように変更します。またVeeamがこのボリュームを同様に適切にバックアップするようにします。この設定は下記の様にUnisphereで設定します。
ここではストレージ・スナップショットが毎4時間ごとに作成され、1日間のみ保持されます。毎日VNX か VNXe アレーにリカバリ用のスナップショットが6つ作成され、毎日の災害用になります。Veeam Backup & Replicationでは新規スナップショット・スケジュールは、それがどのように使用可能かを参照するのはとても簡単です。
スナップショットはアレーに保存され、スナップショット上のそれぞれのVMware仮想マシンでVM全体のリカバリー、ファイル・システム(Windows と Linux)からの個別ファイルのリストア、アプリケーション・リカバリーの為のVeeam Explorersの起動ができます。
これは非常に簡単な処理で、スケジュールされていないバックアップでの日中間でのリカバリー・オプションとして有意義です。さらに多くのEMC VNX と VNXe環境では使用中のストレージ・スナップショットがありますが、実際に実用的な方法でそれらを使用する方法はありません。Veeamはこれを簡単にし、ストレージ・スナップショットのパワーロックを解除することができます。
出典:Veeam Blog
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