Veeam Backupのインストール時に接続先のSQLServerをローカルPC以外に接続する場合はSQLserverのeditionに応じて設定を変更する必要があります。
【SQLServer express edition 2005の場合】
1.接続の際の設定
VeeamBackupをインストールするPCと同じ名前、パスワードのアカウントを接続先のSQLServer express editionがインストールされているPCに作成。
2.テーブルを作成する際の確認
接続先のSQLServer express edition、インスタンスのサーバーロール名sysadminにBuiltIn/Usersが追加されているか確認します。
ない場合は下記の手順で追加して下さい。
①インスタンスに接続を行い、サーバーロールフォルダのsysadminを右クリックしてプロパティを選択します。
②追加をクリックします。
③参照を選択します。
④BuiltIn/Usersにチェックを入れます。
【SQLServer enterprise edition 2005の場合】
1.接続の際の設定
①VeeamBackupをインストールするPCと同じ名前、パスワードのアカウントを接続先のSQLServer enterprise edition 2005がインストールされているPCに作成
②VeeamBackupをインストールするPCと同じ名前、パスワードのアカウントでログインして接続対象のSQLServerのインスタンスにWindows認証でコネクトしておく
【SQLServer standard edition 2008の場合】
1.接続の際の設定
①VeeamBackupをインストールするPCと同じ名前、パスワードのアカウントを接続先のSQLServer standard edition 2008がインストールされているPCに作成
②VeeamBackupをインストールするPCと同じ名前、パスワードのアカウントでログインして接続対象のSQLServerのインスタンスにWindows認証でコネクトしておく
2.テーブルを作成する際の設定
Administratorでログインして接続先のSQLServer standard edition、インスタンスのサーバーロール名sysadminに
【SQLServer standard edition2008をインストールしているPC名/Administrator】
が追加されているか確認します。
ない場合は下記の手順で追加して下さい。
①インスタンスに接続を行い、サーバーロールフォルダのsysadminを右クリックしてプロパティを選択します。
②追加をクリックします。
③参照を選択します。
④【SQLServer standard edition2008をインストールしているPC名/Administrator】にチェックを入れます。
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