概要
Veeam Backup と Symantec NetBackup 6.xのインテグレーション方法について概略を説明します。
●インテグレーション・ステップ:
1.バックアップ・プロキシーにアクセス可能なフォルダを作成します。これはVeeam Backupジョブを設定する前に行うことが重要です。
2.NetBackupを使用して、関連するメディアセットに対して上記のフォルダにバックアップするポリシー(ジョブ)を作成しますが、所定の時間では稼動するようにスケジュールはしません。このポリシー名は後にコマンドで参照するのでメモをしてください。
この例では単純な方がよいので、ジョブ名を「MainServers」とします。
3.このフォルダーにテストのためにダミーのテキスト・ファイルを作成してみてください。
4.完成しているかどうか、NetBackupをマニュアルで稼動して、それからダイアログで管理者として自動で稼動させてください。このステップはVeeam Backupが自動でダイアログ・ウィンドウに応答するNetBackup GUIにインターフェイスしないことを確認します。しかし特定のタスクは後でNetBackup CLIから実行します。
5.次にVeeam Backupジョブを作成します。“キープするロールバック数”をメモしてください。このダイアログ・ボックスで、選択すべきAdvancedボタンがあります。
6.最初のタブの一番下の「Run the following command」オプションを選択します。そして“キープするロールバック数”を思い出し、「Run every」オプションにチェックを入れて、同じ数値を指定します。これはVeeamがフル・サイクルになる度にNetBackupをアクティブにするコマンド・ラインをオフに設定します。
7.次に次のようなコマンドをテキスト・フィールドに入力します。
“C:Program FilesVeritasNetBackupbin>bpbackup.exe” -p MainServers -i
これにより次のパラメータをパスして、bpNetBackuputableを使用してコマンド・ラインからNetBackupを起動させます。
-p Policy Name -Which runs a job using the Job name which in our case is called MainServers.
-i – Runs the job immediately
これでNetBackupはフォルダのコンテンツをテープにストリームします。
●リストア:
リストアはもう少し管理が必要です。コピーをアーカイブしたテープからリストアする時はテープ上のVeeamファイルは有効期限が切れていることとVeeam Backupデータベースに登録が必要です。それゆえ次のステップでテープからファイルを抽出します。
1. NetBackupリストアを使用して、Veeam Backupファイルを最初とは別の場所にアーカイブします。
2. Veeam Backup 3.xでは復旧に使用するためにはBackupファイルをインポートするオプションがあります。Backupメニュをオープンして、「Import Backup」を選択します。
3.次にブラウザして、最新リスト.vbkを見つけて、OKをクリックします。
4.次にリストア・ウィザードから同じジョブ名で最後に“_imported”が付いたリストアする追加ジョブを発見します。このジョブでバーチャル・マシンをリストアします。
*第二段としてVeeam BackupとCA Arcserver12.xとのインテグレーション資料を準備中です。
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