EMC Data Domain Boostでの高速バックアップをご紹介します。
※以下からはEMC Data Domain BoostをDDBoostとして表記します。
通常のバックアップをVeeamで行う場合、プロキシで圧縮したバックアップデータをリポジトリに転送します。
VeeamとDDBoostを連動させ、DDBoost用の軽量な比較用データをVeeam(ソース)側に送ることにより、Veeam側で重複排除を行うことができます。これにより転送量を削減した、高速バックアップを行うことができます。
アクティブフルバックアップ(VMを全て読み取りフルバックアップを完全に新規作成)でも、重複排除されたデータが存在すれば、この機能を使用し重複排除されたデータを転送することが可能です。
VeeamとDDBoostを連動させバックアップを行った結果がこちらになります。
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