Veeam BackupとCA Arcserve 12.xとのVMware上でのインテグレーション【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】


概要
Veeam Backup と CA Archserver 12.xとのインテグレーション方法について概略を説明します。

前提:
VCB, Veeam Backup, CA Arcserve 12.xが同じサーバにインストールされているとします。

●インテグレーション・ステップ:

1.バックアップ・プロキシーにアクセス可能なフォルダを作成します。これはVeeam Backupジョブを設定する前に行うことが重要です。

2.このフォルダーにテストのためにダミーのテキスト・ファイルを作成してみてください。
3.完成しているかどうか、コマンドラインArcserverジョブをマニュアルで起動させ、ダイアログから管理者として自動で起動させます。使用するコマンドラインは指定したタップ・ドライバに直接かメディア・プールを選択するか下記のようになります。

a) C:Program FilesCAARCserve Backup>ca_backup -source
backuptape -filesystem e:MainServers -tape TAPEMEDIA –
username domainadministrator –password password

b) C:Program FilesCAARCserve Backup>ca_backup -source
backuptape -filesystem e:MainServers -mediapool testingpool –
username domainadministrator –password password

このステップはVeeam BackupはArcserve GUI直接にインターフェイスすることができないので重要です。

4.次にVeeam Backupジョブを作成します。“キープするロールバック数”をメモしてください。このダイアログ・ボックスで、選択すべきAdvancedボタンがあります。

5.最初のタブの一番下の「Run the following command」オプションを選択します。そして“キープするロールバック数”を思い出し、「Run every」オプションにチェックを入れて、同じ数値を指定します。これはVeeamがフル・サイクルになる度にArcserveをアクティブにするコマンド・ラインをオフに設定します。

7.次に次のようなコマンドをテキスト・フィールドに入力します。
” C:Program FilesCAARCserve Backup>ca_backup” -source backuptape -filesysteme:MainServers –tape TAPEMEIDA -username domainadministrator –password password

次のコマンドへパッシングするca_backupを使用してコマンドラインからArcserveを稼動させるのはコマンドラインからジョブを作成し、起動させるからです。

-source: specifies which source server from where to backup
from, in this case it’s the same server

-filesystem : the folders to include in our case its e:MainServers

-tape or -mediapool: instructs the job to use a tape drive or a mediapool

-username: specifies a username with enough privileges
to perform the backup

-password: password for the user

これでArcserveはフォルダのコンテンツをテープにストリームします。

●リストア:

リストアはもう少し管理が必要です。コピーをアーカイブしたテープからリストアする時はテープ上のVeeamファイルは有効期限が切れていることとVeeam Backupデータベースに登録が必要です。それゆえ次のステップでテープからファイルを抽出します。

1. Arcserveリストアを使用して、Veeam Backupファイルを最初とは別の場所にアーカイブします。

2. Veeam Backup 3.xでは復旧に使用するためにはBackupファイルをインポートするオプションがあります。Backupメニュをオープンして、「Import Backup」を選択します。

3.次にブラウザして、最新リスト.vbkを見つけて、OKをクリックします。

4.次にリストア・ウィザードから同じジョブ名で最後に“_imported”が付いたリストアする追加ジョブを発見します。このジョブでバーチャル・マシンをリストアします。

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