Veeam Backup & Replication 9.5 update 4に伴い、Veeam ONE 9.5 update 4がリリースされました。本記事では、このリリースで追加された新機能や改善をご紹介します。
自動修正機能
バックアップや仮想インフラ関連の一般的な問題を修正する際、頻繁に必要となる手作業を自動化します。これにより、ダウンタイムの削減やレスポンスタイムの改善が可能です。
例: スナップショットを誤って削除した場合や、RPO(リカバリポイント目標)を満たせないケース等
ビジネスビュー2.0
仮想マシンとコンピュータをビジネスグループごとに仕分けして、仮想環境、エージェントベースのインフラ構成をよりわかりやすく可視化します。Veeam ONE Monitorに組み込まれた再構築カテゴリー化エンジンにより、ビジネスニーズへの的確な対応が可能になります。
アクティブ監視によりアプリケーション単位の監視機能が強化され、仮想マシン上に稼働する業務上不可欠なアプリケーションを常に利用可能な状態に保ちます。個々のアプリケーションの状態チェックやゲストサービスやプロセスの管理機能も完備されました。
インフラストラクチャの既知の問題をアラート通知し、解決策や回避方法を提示する機能です。積極的な問題識別によって、サポート窓口との連絡作業の手間や時間の節約、可用性の向上につながります。
その他、追加や改善機能が多数ございます。詳細はこちらをご確認ください。
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