先日リリースされたVeeam Backup & Replication v10aでは、Amazon EC2インスタンスのバックアップをノンコーディングで構成できるVeeam Backup for AWSとの統合強化が行われました。
以前のバージョンでは、Veeam Backup for AWSインスタンスはAmazon Market Placeから手動でデプロイする必要がありましたが、本バージョンからは使い慣れたVeeam Backup & Replicationのコンソールからデプロイそしてバックアップジョブの実行が可能となりました。
この他にも、これまでは明示的に指定したS3バケットに対してEBSスナップショットをコピーした場合のみ、Veeam Backup & Replicationコンソールからリストア操作が実行できましたが、本バージョンからはAWS上で生成されたEBSスナップショットを認識することにより、EBSスナップショットからのリストア操作もサポートされました。
また、バックアップジョブ作成時のUIも一新され、よりユーザーフレンドリーで直感的にバックアップ構成が組めるように進化しました。
この他にも、進化したポイントがいくつかあり、詳細については以下のブログからご確認ください。
Veeam Backup & Replicationコンソールからのデプロイ編
バックアップポリシー作成およびリストア操作、バックアップコピー編
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Veeam Backup & Replication 10 Cumulative Patch 2ではこの機能はサポートされていません。