データ保護ソフトウェアVeeam Backup & Replicationでは、ジョブ設定などの構成情報をデータベース上で保持しますが、VeeamインストーラにPostgreSQLのインストーラがバンドルされているため、基本的には別途データベースをご用意いただく必要はございません。
また、もし任意のバージョンのPostgreSQLや、既存のPostgreSQLを使用されたい場合も、Veeamを導入する際に、構成情報保持用データベースとして当該PostgreSQLを指定することで対応できます。
Veeamを新規インストールする際に、インストーラにバンドルされたPostgreSQLではなく、任意のバージョンのPostgreSQLをVeeamサーバへ別途インストールして、Veeam構成情報データベースとして使用する手順については、大まかに、以下3ステップで実施する流れとなります。
1.任意のPostgreSQLをインストール
2.Veeamの新規インストール
3.PostgreSQLのチューニング(オプション)
各ステップ、基本的にはウィザードを進めるだけで完了しますが、「2.Veeamの新規インストール」においては、使用するデータベースを明示的に指定する必要があります。
下記記事では画像付きで詳細な手順を記載しておりますので、是非ご覧下さい。
クライムのVeeam情報局
「Veeam構成情報データベースとして任意のPostgreSQLを使用する手順」
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