Veeam Backup & Replication(※以下 Veeam)のVersion4ではVMwareのVCB(VMware Consolidated Backup)と連携して仮想マシンのバックアップ、レプリケーションが可能でした。VeeamのVersion5ではvSphereのvStorage APIを使用しての処理がデフォルトで設定されておりますが、オプション「legacy processing」を有効にすることでVCBと連携した処理が可能になります。
■デフォルトでの処理モード選択画面
※(VCBと連携しての処理は選択できません)
【設定方法】
①「tools」→「options…」を選択します。
②「Advanced」タブで「Enable legacy processing modes」を有効にします。
③環境にVCBがある場合はJob作成時にVCBと連携する処理モードが選択可能になります。
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