Veeam Backup & Replication Version 6に標準装備されているQuick Migrationユーティリティにより、ライブVMをどのホストまたはデータストアにも移行することができます。クラスタや共有ストレージを使用していない場合でも同じです。
Quick Migrationは、ネイティブのVMware技術(ライセンス・レベル)だけでなく、Veeam独自の技術も活用して、次のようなマイグレーション・シナリオに対応します。
●ローカルのデータストアから共有ストレージへのVMのマイグレーション
●2つの個別ホストとデータストア間でのVMのマイグレーション
vMotionおよびvStorage Motionを使用できない場合でも、Quick Migrationのポイント&クリック・インターフェースを使用して、ライブVMをどのソースからどの宛先にでも簡単に移動することができます。また、VeeamのSmart Switch技術により、ダウン時間をほんの数秒に短縮することができます。またソースと送り先(ターゲット)ホストが同一のCPUを使用している必要はありません。Intel製でもAMD製でも構いません。
●データストア間でのマイグレーション例
●ホスト – データストア間でのマイグレーション例
関連トピックス
- Instant VM Recovery、 マイグレーション機能を使用した障害復旧方法
- Veeam Backup & Replication Version 6のリリースが開始【VMWare/Hyper-V対応 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- Veeam B&R v12+Kasten K10 v6でインスタントリカバリ、K8sアプリケーションを数分で復旧
- Veeam ONEからVeeam Backup and Replicationのジョブを監視可能
- キャパシティプランニングを助けるVeeam ONEのレポート:ホスト停止をシミュレートして必要リソースを計算するレポート
- マイナーアップグレードに伴う問題点の改善内容【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- Kubernetesへの移行を成功させるには(続き)
- Veeamが新コンセプト「SureBackup」を発表【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- Veeam Monitor と VMware vCenterとの違いは【VMWare専用 管理・監視ソフト Veeam Monitor】
- サービス(デーモンプロセス)の監視・管理【Veeam ONE】