大々的な機能追加ではありませんがVer6.5ではバックアップ、レプリケーションジョブのスケジュール機能が強化されました。
- 数時間おきに実行する定期ジョブの開始時間を分単位で指定可能
- 指定したジョブの後に実行する設定がスケジュールに追加
数時間おきに実行する定期ジョブの開始時間を分単位で指定可能
Ver 6.1以前のVeeam BaRでは”Periodically every”でスケジュールを設定した際にはジョブを作成した時間から数時間毎や数分毎にジョブが実行されており、この設定ではジョブ起動時のリソース収集により開始時間が少しずつずれていました。
しかしVer 6.5ではScheduleボタンをクリックすると表示される”Time Periods”ウィンドウの”Start time for hourly jobs”設定により開始時間を分単位で指定することが可能になりました。これによりジョブ開始時間を正確に設定することが出来ます。
指定したジョブの後に実行する設定がスケジュールに追加
Ver 6.1以前のVeeam BaRではあるジョブの後に実行されるようなジョブを作成するためにはAdvanced設定からbarファイル等を指定し、PowerShellからジョブを実行する必要がありました。
しかしVer 6.5ではスケジュールの”After this job”設定からジョブを指定し、そのジョブの後に実行するよう簡単に設定できるようになりました。
関連トピックス
- スケジュール新機能紹介【Veeam Backup & Replication v5】
- ジョブのスケジュール設定の落とし穴(フルバックアップスケジュール)【Veeam Backup & Replication】
- ジョブのスケジュールが一目瞭然「Jobs Calendar」が新登場[Veeam]
- [関連記事まとめ]バックアップコピージョブ【Veeam Backup & Replication】
- Job作成時のスケジュール(除外設定機能)について【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- ジョブの優先順位とその仕組み[Veeam Backup & Replication]
- [Version6.5 の新機能]Veeam の構成のバックアップ【Veeam Backup & Replication】
- StatisticsのAction項目メッセージをテキストでコピーする方法[Veeam Backup & Replication]
- CloudBerry BackupでのMS Exchangeバックアップ方法
- CloudBerry Backup 5.7でのトランザクションログバックアップの変更