物理マシンのバックアップツールVeeam EndPoint Backup Freeで、できること


去年の10月に発表されたVeeam EndPoint Backup Freeを使用するとWindowsの物理マシンをバックアップできます。
//www.climb.co.jp/blog_veeam/veeam-backup-11393
これが4/15にリリースされました。
http://www.veeam.com/endpoint-backup-free.html

このVeeam EndPoint Backup FreeはVeeam Backup & Replication(以下Veeam B&R)と連携することができますが、Veeam B&Rがない環境でも、スタンドアロンで動作するWindowsマシン用のバックアップツールとなっています。
※Microsoft Windows 7 SP1/Windows Server 2008 R2 SP1~Windows 8.1/Windows 2012 R2に対応
VeeamEndPoint

特長・機能としては、以下のような点が挙げられます。

  • 完全に無料
    • 開発元(英語)へ直接問い合わせが可能、Veeam Backup & Replication購入者様には日本語マニュアルや日本語サポートも提供予定
  • 永久増分バックアップが可能(変更ブロック追跡CBT用のシステムドライバは必要なし)
      特別なドライバが不要であるため、サードパーティ製のソフトウェアとの競合を回避できWindowsマシンの安定性を保つことができます。
  • ボリュームレベルとファイルレベルの2種類のバックアップ・リストアが可能
    • ファイルレベルのバックアップではバックアップ対象ファイルをファイル名でマスクし、簡単に除外設定等を行えます。

EPバックアップリストア

  • さまざまな種類の場所に保存可能(リムーバブル ストレージ、ネットワーク共有など)
  • 通常のスケジュールに加え、ロックやログオフのタイミングで実行可能
    • ロック、ログオフのタイミングでバックアップを設定する場合には、連続でバックアップを実行しないように、待ち時間を設定できます。

EPスケジュール設定

  • さまざまな媒体にリカバリメディアを作成可能(USBフラッシュ ドライブ、SDカード、CD、DVD、BD、ISOイメージなど)
  • リカバリメディアにはドライバを含み、必要に応じて手動でのロードも可能
    • 様々なツールを含むVeeam独自のリカバリメニューが利用できます。

EPリカバリメディア
リカバリ

このようにシンプルながらも効率的にバックアップし、確実にリカバリするための仕組みを持つVeeam EndPoint Backup Freeで仮想化されていない各個人のPC等までデータ保護が可能です。
次回はVeeam Backup & Replicationとの連携機能についてご紹介します。

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