Zerto 8.0は、ZertoエンジンがVMware VMを保護し、VMwareがネイティブで実行できるGoogle Cloud Platform(GCP)に移行できるGoogle Cloudと統合することで、機能セットをさらに強化しました。
ユーザは現在のインフラストラクチャに使用しているのと同じポリシーと構成を使用してネイティブVMwareワークロードを保護し、Google Cloudの専用VMware環境に移行できます。
VMware on Google Cloudの構成と使用法は、ユーザのオンプレミスのVMware環境とほぼ同じです。 オンプレミスとGoogle Cloudの間だけでなく、異なるGoogle Cloudリージョン間でもVMware VMをレプリケーションできます。
Zerto 8.0は、次の斬新的な機能でハイブリッド・マルチクラウド環境に優れたデータ保護とモバイル性を提供します。
●最先端の継続的データ保護(CDP)テクノロジーをGoogle CloudのVMware-as-a-Serviceサービスに導入することによる、Google Cloudの新しいサポート:
Zerto 8.0はVMware on Google Cloudをサポートし、ユーザーはZertoの主要なRTO、RPO、ワークロード・モビリティを使用して、Google Cloud Platform(GCP)のネイティブVMwareワークロードを保護および移行できます。
●VMware vSphere Virtual Volumes(vVols)のサポートにより、新しいコスト削減、運用効率、可視化
●マネージド・サービス・プロバイダー(MSP)向けのZertoのセルフサービスリカバリーポータルとのVMware vCloud Director(vCD)接続を拡充
●Microsoft Azureとの密接な統合により、 Microsoft Hyper-V Gen 2 VMのサポートを含む大規模なディプロイのシンプル化とスケーラビリティが向上し、オンプレミス環境で実行されているVMのUEFIを活用するユーザは、Microsoft Azureを災害復旧のターゲットとして使用できるようになりました。 VMをレガシー形式に変換する必要はありません。
●安価で効率的なクラウド・アーカイブとデータ保護のターゲットサイトとして使用されるAWS Storage Gateway
●新しいデータ保護機能。仮想保護グループ(VPG)の価値をデータ保護に拡張し、アプリケーションの一貫性を数秒から数年まで提供
●保護されたワークロードのステータスパフォーマンスと容量のレポートを含む、データ保護レポート用の一元管理
●Azureマネージドディスクの費用対効果の高い増分スナップショットの一部としてのZertoのフェールバック機能が、すべてのリージョンで利用可能に
●重要なアラートの優先順位付けされたビューとユーザが重要な操作に必要なときに正確にアラートを受信できるカスタマイズ機能を備えた新しい統合アラート管理機能
●オンプレミスまたはクラウドの組織の保護された環境と保護されていない環境のリスクを軽減する新しい影響分析機能
●組織の保護されていないVMをよりよく理解するための、保護されていないVMの新規リソース・プラン・ビュー
●自動OS構成、自動フェイルバック構成などにより、パブリック・クラウドでのフェイル・オーバと構成のプロセスを自動化および合理化する追加機能
関連トピックス
- Zerto 各バージョン追加機能まとめ
- Webセミナー録画 [『VMware Cloud on AWS』×『Veeam』移行/データ保護の最適解はこれだ!] 2019/05/16開催
- Veeam Backup for Google Cloud Platform V2がリリース
- [関連記事まとめ] Webセミナー報告記事
- VeeamでVMware Cloud on AWSのデータ保護を行う際の考慮事項
- Veeam Backup for Google Cloud v3のリリースと新機能
- VeeamでAzure VMware Solutionのデータ保護を行う際の考慮事項
- Zerto Virtual Replication 互換性まとめ[VMware vSphere、vCloud Director、Microsoft Hyper-V、Microsoft Azure、Amazon Web Service]
- Zerto Virtual Replication(ZVR)6.0のリリース
- Zerto社 re:Invent 2021で「Zerto In-Cloud for AWS」を発表
5月21日(木) 14:00 からZerto 8のオンライン・セミナがあります。
https://www.climb.co.jp/soft/webseminar/2020/0521/