Zerto 9.7 Update 1では、以下の新機能や機能強化が行われています。
●”ZVM on Linux “が “ZVM Appliance “になりました。
Zerto 9.5で導入されたZertoのLinuxベースの仮想アプライアンス(旧称:ZVM on Linux)は、現在ZVM Applianceと呼ばれます。
●ZVM ApplianceとAzure ZCAのペアリング
Zerto 9.7 U1以降が動作するZVM ApplianceとZerto 9.5以降が動作するAzure ZCAのペアリングができるようになりました。
●”Long-term Retention(長期保存) “が “Extended Journal Copy(拡張ジャーナルコピー)”になりました。
Long-term Retention機能は、「Extended Journal Copy」という名称に変更されました。
●VMware vSphereのサポート
vSphere 8.0がサポートされるようになりました。Zertoでは、vSphere環境をアップグレードする前に、Zerto 9.7 U1へのアップグレードを推奨しています。
●NSX-Tのサポート
NSX-VでサポートされているZertoの全機能は、NSX-T for Windows ZVMsでもサポートされています。
●データセンターグループ
NSX-T Data Center Groups を VCD 復旧のために構成することができます。
Zerto 9.7 Update 2では、以下の新機能および機能強化が行われています。
●ZVMアプライアンスの拡張ジャーナルコピー
ZVM ApplianceでExtended Journal Copyが利用可能になりました。Zerto’s Extended Journal Copyは、最大1年間データを保存し、保持ポリシーを定義し、VMレベルまで高精度のデータをリストアすることができます。この機能の詳細については、「ZertoのExtended Journal Copyの使用」を参照してください。
アプリケーションアウェアリテンション、インデックス、検索は利用できません。
●ZVM ApplianceのZertoロールとパーミッション
Zerto Roles and Permissionsは、vCenterの代わりにKeycloakに基づくようになりました。詳細については、「ZVM Appliance Roles and Permissions」を参照してください。(注):Keycloakは、モダンなアプリケーションやサービスで使用することを目的に開発された、シングルサインオン、アイデンティティ管理、アクセス管理の機能を提供するオープンソースソフトウェア製品
Zerto 9.7についてはこちらを参照ください。
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