本ブログでは、Zerto v7.5で追加された機能についてご紹介しております。
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セキュリティ面の向上
AWS Identity and Access Management (IAM)や、Azure Managed Service Identity(MSI)のサポートが追加されました。これによりAWS環境のアクセスキーやAzure AD環境への登録済みアプリケーション生成動作などが不要となり、セキュリティ面の向上が行われています。
また、2020年以降のアップデートでは、vSphere API for I/O Filtering(VAIO)連携が実装予定となっており、実装後はvSphereのセキュアブートやSPBM連携機能もサポートされる予定です。
クラウド連携強化
パブリッククラウド用Zerto管理サーバZCAがフェイルオーバ時などに使用するスクリプトの参照先が、ヨーロッパでなくローカルのリージョンへと変更されました。これにより特にAWS環境では、ZCAやZSATにパブリックIPではなくプライベートIPアドレスを付与することでも、Zertoレプリケーションを実施することが可能となっています。
HPE Store Once Catalystとの統合
LTRリポジトリへのバックアップ時に、HPE SroreOnce Catalyst機能と統合したデータ保護ができるようになりました。ソース側での重複排除機能を活用することにより、データ転送量を大幅に削減することが可能です。
高度な分析機能
Zerto Analyticsのリソースプランナー機能により、保護対象環境のデータ分析結果から、レプリケーション実施のために必要なリソース要件を予測することが可能になりました。ネットワーク帯域やジャーナルディスクなどのリソースサイジングを簡単に行うことが可能です。
その他機能改善
・VPG(レプリケーション)設定のコピー
既存のVPGと同様の設定で新しいVPGを簡単かつ迅速に作成
・VMの同時パワーオン[VMware Hyper-V]
複数VMのフェイルオーバ時に、全VMの一斉起動が遅延なく可能に
・Zerto Toolsの強化[AWS]
レプリケーション対象のゲストOSの種類によらず一本化
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