Veeam -機能
Veeam Backup & Replication Ver8からQuick Rollbackという機能が追加されました。
これは差分データ・リストア機能です。
このQuick Rollback機能の使用制限:
1. Network または Virtual Appliance モードのみで使用可能。VMwareサイドの制限でDirect SAN Accessモードでは使用できません。
2.続けて2つの差分リストア・セッションを実行することは出来ません。VMまたはVMディスクに対して差分リストアを実行した後にそのVM上のCBTはリセットされます。差分リストアが再度実行できるように最低1回の差分バックアップを実行する必要があります。
Veeam -機能
必須ではございません。
ただし、Veeamとの連携機能は使用できないため、通常の重複排除ストレージとして使用します。
その場合には、リポジトリの種類は「Dedupe Storage」ではなく、「CIFS」として登録します。
Veeam -機能
IDEとSCSIが混在しているVMの場合、すべてのディスクでVirtual Applianceモードが使用できないのは仕様となります。
バックアップ処理が開始される前にすべてのディスクをチェックしており、一つでもHotAddが使用できないディスクがあるとすべてのディスクがNetworkモードで処理されるようになっています。これはVDDKの制限です。
Veeam -機能
Hyper-V上の仮想マシンに接続されたパススルーディスク(物理ディスク)のバックアップおよびレプリケーションはHyper-V側の制約により行うことができません。処理はスキップされます。
仮想ディスク部分は正常に処理されます。
Veeam -機能
VMwareとHyper-Vではアーキテクチャが異なるため、完全に同等とまではいきませんが、ほぼ全ての機能を1つの統合されたコンソールから利用可能です。
Veeam -機能
Veeam Backup & Replicationではバックアップ先のディスクの空き容量が設定した容量より少なくなった際に警告を表示します。
デフォルト設定では、空き容量が10%以下になった場合、警告を表示します。
また、バックアップ先のディスクの空き容量が設定したしきい値よりも下回った場合、VMのスナップショット取得の処理を行わずにジョブを終了させる設定もございます。
※デフォルト設定では、しきい値は5%となっております。
この設定はVeeamの管理コンソールから「Options」>「Notifications」タブで設定可能です。
Veeam -機能
デフォルトでは53週間(1年間)保持します。コンソールから変更可能です。
Veeam -機能
バージョン7.0のパッチ2(R2)より、レプリケーション中に、ソースとターゲットのサイト間のネットワーク接続が切断されたとき、ソースとターゲットのプロキシサーバの再接続を試行し、レプリケーションを途中から再開する機能が追加されています。
デフォルトでは切断から5分の間、10秒ごとに接続のリトライを行います。
この時間を過ぎますと、エラーとなります。
Veeam -機能
重複排除率や圧縮率は細かい値が丸められているため、計算した場合多少の誤差が発生します。
Veeam -機能
Veeam自身はSMBに関する機能は持っておらず、インストールされているWindowsのSMB機能を利用します。
そのため、使用するSMBのバージョンはVeeamがインストールされているWindowsのバージョンおよびデータ転送先のデバイスの対応状況に依存します。
Veeam -機能
MACアドレスが動的から静的に変更されるのは、Veeam B&Rの仕様になります。
ソースマシンのMACアドレスを保持するために静的に変更しています。
Veeam -機能
【バックアップ】
ディスクサイズが変更されたことによりCBTがリセットされます。
そのため、変更後最初の一回は全データを読み込むことになります。
二回目以降は差分でのバックアップが可能です。
【レプリケーション】
既存のリストアポイントがすべて削除され、
新たなリストアポイントが作成されます。
Veeam -機能
Veeamの並列処理が利用可能なジョブは、バックアップジョブとレプリケーションジョブ、バックアップコピージョブとなりますが、WANアクセラレータを使用したバックアップコピージョブは逐次処理になります。
※バックアップコピージョブが並列処理になったのはver9.0以降になります。
Veeam -機能
ジョブごとにバックアップで1~999世代、レプリケーションで1~28世代取得可能です。
Veeam -機能
サポートしています。
但し、VeeamサーバをWindows Server 2012以降で構築する必要があります。
Veeam -機能
影響ありません。
問題なくバックアップ、リストア、レプリケーション等を行えます。
Veeam -機能
通知されません。
通知メールはリトライも含めた最終的なジョブ結果に基づいて送信されますので、リトライの結果、ジョブがSuccessになれば通知されません。
Veeam -機能
自動リトライを設定している場合、通知メールはジョブがSuccess/Warningになるか、指定回数分のリトライ処理が終わった時にまとめて送信されます。
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プロキシはVeeamのライセンスに依存せず、台数制限もございません。
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テープ・ライブラリ・コンパチブル・リスト(Unofficial)
ADIC Scalar 100
Dell PowerVault 124T
Dell PowerVault 136T
Dell PowerVault TL2000
FalconStor (VTL) [VERIFIED]
Fujitsu Eternus LT40
HP ESL 712e
HP MSL G3 Series 4048
HP MSL G3 Series 8096
HP MSL 6030
HP MSL 6480
HP StorageWorks 1/8 G2 LTO-3 Ultrium 920
HP StorageWorks LTO-4 Ultrium 1840 SCSI
HP StoreOnce (VTL) [MSL series emulation]
IBM TS3100
IBM TS3200
IBM TS3310
IBM TS3500
IBM ProtectTier 7650 (VTL)
IBM ULTRIUM HH5 SCSI
Overland NEO 100s [VERIFIED]
Overland NEO 200s [VERIFIED]
Overland NEO 400s [VERIFIED]
Overland NEO 2000e [VERIFIED]
Overland NEO 4000e [VERIFIED]
Overland NEO 8000e [VERIFIED]
Quantum Scalar i40
Quantum Scalar i80
Quantum Scalar i500
Quantum Scalar i6000
QUADStor (VTL) [IBM TS3100/3580 emulation] [VERIFIED]
Qualstar RLS
Spectra Logic T50e [Quantum P7000 emulation]
Tandberg T24 [VERIFIED]
Tandberg T40+ [VERIFIED]
Tandberg T80+ [VERIFIED]
Tandberg T120+ [VERIFIED]
Tandberg T160+ [VERIFIED]
Tandberg RDX Quikstation (VTL) [T80+ emulation] [VERIFIED]
mhVTL (VTL) [64KB block size] [VERIFIED]
Veeam -機能
VeeamサーバをVMware FT構成にすることは、基本的には問題ありません。
しかし、いくつか注意点がございます。
1.Veeamのコンソールとして使用するのは問題ないですが、プロキシとして使用するのは非推奨となります。もし、Virtual Applianceモードでバックアップを実行していた場合、処理途中で仮想マシンが切り替わるとVirtual Applianceモードが動作しなくなります。
2.バックアップ保存先への接続はNASかCIFSを使用する必要があります。Veeamサーバに直接接続されたディスクを使用すると、切り替わった際に機能しなくなります。
Veeam -機能
制限はありません。
ジョブを実行するプロキシサーバの性能に依存します。
おおよそ、1タスクに1CPUです。
Veeam -機能
はい、行えます。
Veeamではプロキシ – プロキシ間、プロキシ – リポジトリ間で帯域制限を行います。
そのため、vSphereホストからバックアップを行う際にネットワーク経由で以下のように処理を行っておりますと、vSphereホスト – プロキシ間では帯域制限は実施されず上限までネットワークを使用します。プロキシ – リポジトリ間では帯域制限が実施されます。
例) vSphereホスト – プロキシ – レポジトリ
Veeam -機能
Enterprise / Enterprise Plusエディションで可能です。
通常のVeeam Backup & ReplicationコンソールとEnterprise ManagerのWebコンソールから行えます。
しかし、Standardエディションでは対応しておりません。