Syniti DR -IBM DB2 for AS/400
AS400上のマルチメンバーファイルとなっているテーブルからレプリケーションしようとすると、ステータスは成功なのに処理件数が0件のまま動かないことがあります。
これはマルチメンバーファイルの仕様上の制限でSELECTクエリが実行できないためです。
テーブルのエイリアスを作成していただければSELECTクエリで結果が取得できるため、レプリケーションできるようになります。
エイリアスを作成するクエリの一例は以下の通りです。
CREATE ALIAS MYLIB.FILE1MBR1 FOR MYLIB.MYFILE(MBR1)
CREATE ALIAS MYLIB.FILE1MBR2 FOR MYLIB.MYFILE(MBR2)
Syniti DR - AWS
EC2上のWindowsに用意したDBMotoからRedshiftに接続しようとするとフリーズすることがあります。
これは、EC2上のインスタンスのNIC設定に由来する問題です。レジストリ上からMTU値を設定します。
次の場所にあるレジストリ内にMTU値を示すレジストリエントリーを追加します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces\(アダプタのID)
追加するレジストリは、DWORD型で、値の名前は MTU 、データの値は 1500 に設定します。設定後コンピュータを再起動して、新しい値を適用します。
詳細は下記Amazon様ページをご覧いただきますよう、お願いいたします。
データベースへの接続が中断された – Amazon Redshift
Syniti DR
リフレッシュとミラーリングが可能です。
ミラーリング時の注意点として、DBMotoは差分データの取得にトランザクションログを用いていますが、マテリアライズビューにあるレコードに対するUPDATE操作をOracleが内部で行う際、UPDATEではなくDELETEとINSERTを組み合わせて行っているため、トランザクションログの数が1つではなく、2つになっています。
DBMotoのレコード処理件数表示はトランザクションログをベースにしている都合上、マテリアライズドビューのリフレッシュモードが「完全」の場合は、ビュー上の全レコード数×2、「部分」の場合は、UPDATE対象レコードの数×2の数が、レコード処理件数として表示されます。これはOracle側の仕様によるものです。
Syniti DR
スクリプトに記述した、.Net Frameworkの関数が動作しないことがあります。
これは、その関数の動作に必要な.Net FrameworkのライブラリがDBMotoに読み込まれていないのが原因です。
DBMotoでは本体の動作に不要な.Net Frameworkのライブラリは読み込まないようになっております。
適宜リファレンスで必要な.Net Frameworkのライブラリを読み込んでください。
■例
SHA256CryptoServiceProvider関数を利用する場合、System.Core.dllというライブラリを呼び出す必要があります。
Microsoft公式のSHA256CryptoServiceProvider解説ページ
このDLLファイルは、C:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\vX.X.XXXX(Xは任意のバージョン数値)にありますので、ここへのリファレンスを追加してください。(64bit版の場合)
Syniti DR
こちらはDBMotoで使用している.NET Frameworkの仕様による問題です。
仕様上SMTP over SSLのポート番号である465番を使用したメールの送信ができないようになっております。
別のポート番号をご利用ください。
Syniti DR
AS/400でレコードの全消去を含む操作(CLRPFMやCPYF(REPLACEオプション))を行った場合、他データベースに対してこの変更をTRUNCATEとして他データベースに反映します。しかしレコードが対象ではなく、ファイルそのものを置き換えている場合など(RSTOBJ等)の場合、変更は他データベースへ反映されません。
Syniti DR -機能(オプション)
Windowsイベントログでの運用の場合、historyファイルはご使用いただけません。
Syniti DR -導入・製品
回線が速ければレプリケーション速度も向上しますが、回線が遅くてもレプリケーションは十分可能です。ISDN回線を使用しているお客様もいらっしゃいます。
Syniti DR -導入・製品
DBMotoはDBに対するクライアントツールとしてのアクセスしか行わないため大きな負荷はかかりません。DBに対するエージェント導入も不要です。
Syniti DR -トラブル
疑似PKの重複キーチェックは行われません。重複キーエラーが出るのはDBのPK使用時に重複していた場合のみです。
Syniti DR -Oracle
OracleとDBMoto間のネットワーク障害によるものです。
Syniti DR -トラブル
リフレッシュをする方法と、トランザクションIDを任意の位置に戻す方法の2通りあります。
Syniti DR -トラブル
ステータスがMirroringで動いていないように見えるときは、実際にはトランザクションログの参照を行っています。大量トランザクション処理時は時間がかかるケースがあります。
Syniti DR -機能(レプリケーション)
Data Replicator Option画面にある「Thread Execution Factor」の値を増やすことで処理速度の向上が期待できます。
Syniti DR -機能(レプリケーション)
ミラーリングプロセス終了後にリフレッシュされます。強引に割り込むことはありません。
Syniti DR -機能(レプリケーション)
以下の流れとなります。
ソースのトランザクションログを検索⇒ターゲットのトランザクションログを検索⇒ソースからターゲットへの更新処理⇒ターゲットからソースへの更新処理
Syniti DR -トラブル
.NET Framework 2.0 SP2がインストールされていないのが原因です。
WindowsXPやWindowsServer2003・2003R2の場合、デフォルトではインストールされていないので、別途インストールが必要です。また、.NET Framework4.0単独では動作いたしません。
Syniti DR -トラブル
レプリケーション定義を作成した後に、Data Replicatorを起動する必要があります。
Syniti DR -トラブル
ミラーリング時にはPKの設定が必要です。DBに設定されているかご確認ください。もしされていない場合は、DBMotoから疑似PKを設定することも可能です。
Syniti DR -SQL Server
SQLServerのフィールドIdentityの仕様によるものです。Identity以外のPKフィールドを用意するかIdentity自体をOFFにする必要があります。