Veeam -機能
Veeam Backup & Replicationではバックアップ先のディスクの空き容量が設定した容量より少なくなった際に警告を表示します。
デフォルト設定では、空き容量が10%以下になった場合、警告を表示します。
また、バックアップ先のディスクの空き容量が設定したしきい値よりも下回った場合、VMのスナップショット取得の処理を行わずにジョブを終了させる設定もございます。
※デフォルト設定では、しきい値は5%となっております。
この設定はVeeamの管理コンソールから「Options」>「Notifications」タブで設定可能です。
Veeam -機能
デフォルトでは53週間(1年間)保持します。コンソールから変更可能です。
Veeam -機能
バージョン7.0のパッチ2(R2)より、レプリケーション中に、ソースとターゲットのサイト間のネットワーク接続が切断されたとき、ソースとターゲットのプロキシサーバの再接続を試行し、レプリケーションを途中から再開する機能が追加されています。
デフォルトでは切断から5分の間、10秒ごとに接続のリトライを行います。
この時間を過ぎますと、エラーとなります。
Veeam -機能
重複排除率や圧縮率は細かい値が丸められているため、計算した場合多少の誤差が発生します。
Veeam -機能
Veeam自身はSMBに関する機能は持っておらず、インストールされているWindowsのSMB機能を利用します。
そのため、使用するSMBのバージョンはVeeamがインストールされているWindowsのバージョンおよびデータ転送先のデバイスの対応状況に依存します。
Veeam -システム要件
はい、対応しています。
サポートするプラットフォームについてはこちらをご参照ください。
Veeam -機能
MACアドレスが動的から静的に変更されるのは、Veeam B&Rの仕様になります。
ソースマシンのMACアドレスを保持するために静的に変更しています。
Veeam -機能
【バックアップ】
ディスクサイズが変更されたことによりCBTがリセットされます。
そのため、変更後最初の一回は全データを読み込むことになります。
二回目以降は差分でのバックアップが可能です。
【レプリケーション】
既存のリストアポイントがすべて削除され、
新たなリストアポイントが作成されます。
Veeam -機能
Veeamの並列処理が利用可能なジョブは、バックアップジョブとレプリケーションジョブ、バックアップコピージョブとなりますが、WANアクセラレータを使用したバックアップコピージョブは逐次処理になります。
※バックアップコピージョブが並列処理になったのはver9.0以降になります。
Veeam -機能
ジョブごとにバックアップで1~999世代、レプリケーションで1~28世代取得可能です。
Veeam -導入・製品
スタンドアロンのvSphereホストの登録が可能なので、必須ではありません。
vCenter Serverを登録しておくと、VMwareのHAやDRSで仮想マシンが移動した場合も、
移動先を追跡しJobの継続実行が可能です。
Veeam -機能
サポートしています。
但し、VeeamサーバをWindows Server 2012以降で構築する必要があります。
Veeam -機能
影響ありません。
問題なくバックアップ、リストア、レプリケーション等を行えます。
Veeam -機能
通知されません。
通知メールはリトライも含めた最終的なジョブ結果に基づいて送信されますので、リトライの結果、ジョブがSuccessになれば通知されません。
Veeam -機能
自動リトライを設定している場合、通知メールはジョブがSuccess/Warningになるか、指定回数分のリトライ処理が終わった時にまとめて送信されます。
Veeam -システム要件
Windows Storage ServerとWindows Serverは同じコードを元に構築されているため、基本的には全てのVeeamのコンポーネントをStorage Server OS上にインストール可能です。
Veeam Server console
Veeam Backup Proxy
Vpower NFS server
WAN accelerator
Backup repository
しかし、Windows Storage Serverはベンダーによってカスタマイズされていることが多く、.NETの機能が有効化されていない場合や.NET Frameworkのインストールに問題がある場合があります。このような場合にはVeeam ServerのGUIは.NETコンポーネントに依存しているため、インストールすることができません。
.NETコンポーネントについてWindows Storage Serverのエンドユーザライセンス(EULA)のご確認やベンダーへのお問い合わせをお願いいたします。
EULAのパス C:\windows\system32\license.rtf
開発元KB http://www.veeam.com/kb1923
Veeam -導入・製品
Veeam Backup & Replicationサーバは仮想または物理環境のどちらでもインストール可能です。
自身のバックアップについては接続情報や構成情報のみであればConfiguration Backup機能でバックアップ可能です。
https://www.climb.co.jp/blog_veeam/veeam-backup-7953
OSのイメージごとバックアップする場合は、仮想マシンにインストールしていればVeem自身でバックアップ可能です。
物理環境にインストールした時にはVeeam Agentを導入することでバックアップが可能です。
Veeam -導入・製品
仮想マシンの電源ON/OFFの違いやOSの違いによるバックアップの可/不可はありません。
また、OSをインストールしていない状態の仮想マシンであってもバックアップ可能です。
関連トピック
Linux系のOSの仮想マシンのバックアップは可能ですか?
OSをインストールしていない、又はVMDKファイルなしの仮想マシンをバックアップできますか?
Veeam -機能
プロキシはVeeamのライセンスに依存せず、台数制限もございません。
Veeam -購入サポート
Contract No.はユーザがVeeam/クライムとのサポート・保守に加入した最新(または最後)の追跡番号です。
この番号はユーザのライセンス・ポータルでも確認することができます。
サポート・保守更新時には必ず必要になりますので、Contract No.をお問合せください。
サポート・保守が更新されますと、暫くした後、新たなContract No.がアサインされます。
以前のContract No.では追跡ができなくなります。
Veeam -機能
テープ・ライブラリ・コンパチブル・リスト(Unofficial)
ADIC Scalar 100
Dell PowerVault 124T
Dell PowerVault 136T
Dell PowerVault TL2000
FalconStor (VTL) [VERIFIED]
Fujitsu Eternus LT40
HP ESL 712e
HP MSL G3 Series 4048
HP MSL G3 Series 8096
HP MSL 6030
HP MSL 6480
HP StorageWorks 1/8 G2 LTO-3 Ultrium 920
HP StorageWorks LTO-4 Ultrium 1840 SCSI
HP StoreOnce (VTL) [MSL series emulation]
IBM TS3100
IBM TS3200
IBM TS3310
IBM TS3500
IBM ProtectTier 7650 (VTL)
IBM ULTRIUM HH5 SCSI
Overland NEO 100s [VERIFIED]
Overland NEO 200s [VERIFIED]
Overland NEO 400s [VERIFIED]
Overland NEO 2000e [VERIFIED]
Overland NEO 4000e [VERIFIED]
Overland NEO 8000e [VERIFIED]
Quantum Scalar i40
Quantum Scalar i80
Quantum Scalar i500
Quantum Scalar i6000
QUADStor (VTL) [IBM TS3100/3580 emulation] [VERIFIED]
Qualstar RLS
Spectra Logic T50e [Quantum P7000 emulation]
Tandberg T24 [VERIFIED]
Tandberg T40+ [VERIFIED]
Tandberg T80+ [VERIFIED]
Tandberg T120+ [VERIFIED]
Tandberg T160+ [VERIFIED]
Tandberg RDX Quikstation (VTL) [T80+ emulation] [VERIFIED]
mhVTL (VTL) [64KB block size] [VERIFIED]
Veeam -機能
VeeamサーバをVMware FT構成にすることは、基本的には問題ありません。
しかし、いくつか注意点がございます。
1.Veeamのコンソールとして使用するのは問題ないですが、プロキシとして使用するのは非推奨となります。もし、Virtual Applianceモードでバックアップを実行していた場合、処理途中で仮想マシンが切り替わるとVirtual Applianceモードが動作しなくなります。
2.バックアップ保存先への接続はNASかCIFSを使用する必要があります。Veeamサーバに直接接続されたディスクを使用すると、切り替わった際に機能しなくなります。
Veeam -機能
制限はありません。
ジョブを実行するプロキシサーバの性能に依存します。
おおよそ、1タスクに1CPUです。
Veeam -機能
はい、行えます。
Veeamではプロキシ – プロキシ間、プロキシ – リポジトリ間で帯域制限を行います。
そのため、vSphereホストからバックアップを行う際にネットワーク経由で以下のように処理を行っておりますと、vSphereホスト – プロキシ間では帯域制限は実施されず上限までネットワークを使用します。プロキシ – リポジトリ間では帯域制限が実施されます。
例) vSphereホスト – プロキシ – レポジトリ