基本的にはどちらも同様に使用できます。
しかし、仮想マシンでは物理接続のデバイスが使用できません。
また、Veeamサーバの負荷がホストにも影響します。
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Veeam -導入・製品
基本的にはどちらも同様に使用できます。
しかし、仮想マシンでは物理接続のデバイスが使用できません。
また、Veeamサーバの負荷がホストにも影響します。
Veeam -購入サポート
最新バージョン以外の古いバージョンのサポートも承っております。
しかし、開発元(Veeam 社)の正式サポートは最新バージョンとその1つ前のバージョンまでとなります。(例:2022年1月現在のVeeam Backup & ReplicationのバージョンはVer11.0、10.0、9.5、9.0、8.0、7.0、6.5…と存在していますが、このときの正式サポート対象はVer11.0、10.0 となります。)
そのため、古いバージョンの場合、いただいたご質問の内容によっては開発元からのサポートを受けられず、アップグレードをお願いすることになりますので、ご了承ください。
Veeam -ライセンス
Veeam -機能
Enterprise / Enterprise Plusエディションで可能です。
通常のVeeam Backup & ReplicationコンソールとEnterprise ManagerのWebコンソールから行えます。
しかし、Standardエディションでは対応しておりません。
Veeam -機能
バックアップ先ストレージとして利用可能なのはWindows、Linux、共有フォルダとなっています。
登録可能なデータ保存先(リポジトリ)
ESXにはLinuxをベースとした管理用OSが搭載されているため、Linuxのバックアップ先ストレージとして利用可能でした。
しかし、ESXi(vSphere5.1)はこの管理用OSを削除しており、直接バックアップ先ストレージとして利用できなくなっております。そのため、vSphere5.1上に仮想マシンを登録し、その仮想マシンをバックアップ先として利用する必要があります。
Veeam -機能
Veeamには2つのバックアップモード(増分・差分)があり、増分バックアップであれば実行中にもバックアップ可能ですが、差分バックアップの場合は行えません。
差分バックアップは毎回フルバックアップファイル(vbk)に差分をマージするのでvbkに書き込みを行います。しかし、インスタントVMリカバリではバックアップファイルから直接仮想マシンを作成するため、フルバックアップファイル(vbk)をロックします。そのため、vbkに書き込みが行えずエラーとなります。
増分バックアップでは増分ファイル(vib)の作成は行いますが、vbkに対して書き込みを行わないためバックアップ可能となります。しかし、バックアップファイルの変換オプション(Transform previous full backup chains into rollbacks)を有効にした場合は、増分バックアップは問題ありませんが、フルバックアップ時には増分ファイルを差分ファイルへ変換する処理が入りますので、ファイルがロックされるインスタントVMリカバリ中にフルバックアップは行えません。
Veeam -機能
これは、複数ジョブを実行するためのリソースが不足しているため、処理中のジョブが終了し、リソースが解放されるまで待機状態になっていることを表しています。
そのため、複数のジョブを同時刻に実行したいということであれば、ジョブごとにプロキシサーバ(処理サーバ)を用意していただくか、プロキシサーバのスペックをあげていただく必要がございます。デフォルトではVeeamサーバがプロキシサーバとして動作します。
Veeam -機能
Veeam -機能
■Failover
ターゲットホストのレプリカVMを起動する機能です。
オリジナルのVMに障害が発生した場合に、レプリカ VM で処理を引き継ぎます。
■Undo Failover
Failover機能により電源ON状態となったレプリカVMを電源OFF状態に戻す機能です。
レプリカVMへ行われた変更は破棄されます。
Veeam -機能
Veeamでは仮想互換のRDMであればバックアップ/リストアが可能です。
仮想マシンのバックアップを取得時にRDM領域はvmdkファイルに変換されます。そのため、リストア時にはRDM領域はvmdkファイルに置き換えられてリストアされます。
Veeam -機能
Veeamでバックアップを取得するためには仮想マシンのスナップショットが取得できる必要がございます。そのため、スナップショットをサポートしていない物理互換のRDMはバックアップが行えませんが、仮想互換のRDMであればバックアップを取得可能です。
Veeam -機能
Veeamには3つの処理モードが用意されております。
・ダイレクトストレージアクセスモード
・バーチャルアプライアンスモード
・ネットワークモード
参考
バックアップ、レプリケーション時の処理モードX 3
VMware環境での3つの転送モード方式と処理の流れ
処理モードの中では一番の高速バックアップ【Veeam Backup & Replication:Direct SANモード】
手間とコストをかけずに簡単に高速バックアップ【Veeam Backup & Replication:Virtual Applianceモード】
特別な条件の必要ない簡単・確実なバックアップ【Veeam Backup & Replication:Networkモード】
バックアップ時、リストア時にどの条件を満たしているかによって処理モードが変更されます。
しかし、リストアの場合は処理モードがVirtual ApplianceモードとNetworkモードのみ使用可能となっております。
関連トピック
VMwareのHot add機能を利用したバックアップは可能か?
SAN内の仮想マシンを別のSANにバックアップする際にモード選択でSANモードで処理可能か?
Veeam -機能
Veeam -機能
スクリプト終了時に返される終了コードでスクリプトの成功、失敗を判断しています。
終了コードが0以外の場合は静止点の作成に失敗したものとして、スナップショットの取得に失敗します。
Veeam -機能
Veeamではプロキシサーバ(デフォルトではVeeamをインストールしたサーバ)で重複排除や圧縮を行ったあと、リポジトリ(バックアップ保存先)に転送して保存されます。そのため、直接ではなくプロキシサーバを経由することになります。
Veeam -機能
ジョブ実行後、スナップショットが作成され、それを元にバックアップを取得します。
そのため、スナップショットを作成した時点の状態でバックアップファイルは作成されます。
Veeam -機能
オリジナルの仮想マシンとレプリカの仮想マシンをマッピングすることで、
差分レプリケーションからジョブを開始することができます。
参考: レプリカシーディング・レプリカマッピング機能について
関連トピック
レプリケーションしたいVMのクローンVMを利用して初回のフルレプリケーションを行わず、差分レプリケーションを行えますか?
Veeam -機能
可能です。
当然ながら、各ジョブのリストアポイントはレプリケーションジョブを実行したタイミング(レプリカへ本番機のデータをコピーしたタイミング)のものになりますが、レプリカのほうからバックアップ、レプリケーション、フェイルオーバーなどが実行できます。
ただし、本番機への切り戻しは行えませんので、以降はレプリカを本番機として使用する必要がございます。
Veeam -機能
■Commit Failback
レプリケーション先の VM をレプリケーションジョブを実行できる状態(“Failover” を実行する前の状態)にします。
■Undo Failback
レプリケーション先の VM を “Failback” を実行する前の状態(“Failover” を実行している状態)に戻します。
どちらもレプリケーション先の VM の状態を変更する機能です。
そのため、”Undo Failback” を実行した場合でも、
レプリケーション元の VM は変更が反映された状態(“Failback” 実行後の状態)のままになります。
Veeam -機能
仮想マシンのディスクタイプにはシンプロビジョニングとシックプロビジョニングがありますが、
それぞれに必要なディスクスペースに違いがあります。
これはシンとシックではストレージ領域の確保方法に違いがあるためです。
シンプロビジョニングで作成した仮想マシンの場合は
ストレージ領域が必要になるごとに領域を確保するため、
レプリケーション元の仮想マシンで使用済みのディスクサイズ分の
フリースペースがレプリケーション先に必要です。
シックプロビジョニングで作成した仮想マシンの場合は
仮想マシン作成時に指定したサイズ分の領域を確保するため、
レプリケーション元の仮想マシン全体のディスクサイズ分の
フリースペースがレプリケーション先に必要です。
Veeam -導入・製品
はい、引き継げます。
Veeam Backup & Replicationの設定情報はSQL Serverに保存されているため、既にあるVeeam Backup & Replicationのインスタンスを再利用することで設定情報等の引き継ぎが行えます。
しかしバージョンアップに伴い表の構造等が変更されますので、基本的には同一バージョンもしくは上位のバージョンでのみ再利用が可能です。古いバージョンを再インストールした際に、インスタンスの再利用が行えない場合もございますので、お気をつけください。
Veeam -導入・製品
Veeamはバックアップの際にスナップショット機能を利用します。そのためこの機能が利用できない物理モードのRow Device Mappingではバックアップが行えません。
またリストアやレプリケーションの際に作成するVMにつきましてはThickもしくはThinディスクでの作成が可能です。
Veeam -システム要件
リポジトリサーバのローカル(内部)ストレージ
リポジトリサーバに直接接続されたストレージ(DAS)
※外部のUSB/eSATAドライブ、USBパススルー、RAWデバイスマッピング(RDM)ボリュームなどを含みます。
ストレージエリアネットワーク(SAN)
※バックアップリポジトリにハードウェアまたは仮想HBA、ソフトウェアiSCSIイニシエータを介してSANファブリックに接続する必要があります。
ネットワーク接続ストレージ(NAS)
-SMB(CIFS)共有:リポジトリとして直接登録することが可能です。
-NFS共有:Linuxのリポジトリサーバにマウントする必要があります。
高度な連携が可能な重複排除ストレージアプラインス
-Dell EMC Data Domain(DD OSバージョン5.6、5.7、6.0、6.1)
-ExaGrid(ファームウェアバージョン5.0.0以降)
-HPE StoreOnce(ファームウェアバージョン3.15.1以降)
-Quantum DXi(ファームウェアバージョン3.4.0以降)
関連トピック
バックアップ先はどこが選択できますか?
Veeam -システム要件
※Veeam Backup & Replication Enterprise ManagerはWebブラウザからVeeam Backup & Replicationのバックアップ・レプリケーションジョブ等を管理するためのソフトウェアです。またEnterprise版の機能であるU-Airや1 Click File Restoreでも使用いたします。
ハードウェア
・CPU: x86-x64 プロセッサ
・メモリ: 4 GB RAM (推奨する最小構成)
・ディスク容量: システムディスク上に 2 GB
・ネットワーク: 1Gbit/sec
対応OS(下記のの64bit OSにインストール可能です)
●Mictosoft Windows Server 2022(Veeam Backup Enterprise Manager 11a以降で対応)
●Microsoft Windows Server 2019
●Microsoft Windows Server 2016
●Microsoft Windows Server 2012 R2
●Microsoft Windows Server 2012
●Microsoft Windows 2008 R2 SP1
●Microsoft Windows 2008 SP2
●Microsoft Windows 10
●Microsoft Windows 8.x
●Microsoft Windows 7 SP1
SQL Server(有償版もしくはExpressエディション)
●Microsoft SQL Server 2019
●Microsoft SQL Server 2017
●Microsoft SQL Server 2016
●Microsoft SQL Server 2014
●Microsoft SQL Server 2012
●Microsoft SQL Server 2008 R2
●Microsoft SQL Server 2008
※インストーラにはMicrosoft SQL Server 2012のExpressが含まれています。
ソフトウェア
Microsoft .NET Framework 4.7.2 ※インストーラに含まれます。
Microsoft Internet Information Services 7.5 以降
※IIS 8.0の場合、ASP.NET 4.5、.NET 4.5拡張機能を含みます。
※IIS8.5の場合、Veeam Self-Service Backup PortalとvSphere Self-Service Backup Portalを使用する際には、URL書き換えモジュールが必要です。
※これらのコンポーネントがインストールされていない場合、セットアップ中に自動的に構成することも可能です。
ブラウザ
Internet Explorer 11.0以上
Microsoft Edge
Mozilla Firefox、Google Chromeの最新版
※JavaScriptとWebSocketを有効にする必要があります。
※Enterprise Managerからエクスポートしたレポートを表示するためにMicrosoft Excel 2003以上が必要です。