Amazon S3 Glacierバックアップ

●ハイブリッドストレージ戦略で取得コストを最適化:S3 GlacierをS3 StandardまたはS3 Intelligent-Tieringと組み合わせます。 頻繁にアクセスされるデータはStandard/Intelligent-Tieringに残し、長期にわたってアクセス頻度の低いデータをGlacierに移行します。 これにより、より重要なデータへの迅速なアクセスを確保しながら、ストレージコストを大幅に最適化できます。

●S3 Object Lock を活用して変更不可のバックアップを作成:S3 Object Lock を Glacier と組み合わせて使用することで、変更不可のバックアップを作成できます。これにより、重要なバックアップに WORM(Write Once Read Many)モデルを適用することで、誤って削除されたりランサムウェア攻撃を受けたりした場合でも、お客様のデータを確実に保護することができます。

●大きなファイルにはマルチパートアップロードを使用: 大きなアーカイブには、Glacierのマルチパートアップロード機能を使用します。 アップロードの効率が向上するだけでなく、管理しやすい小さな部分に分割してファイルをアップロードすることで、アップロードの失敗リスクを低減し、データの整合性を確保できます。

●DRには地域間レプリケーションを実装: 地域間レプリケーションを設定して、AWSの1つのリージョンから別のリージョンにデータを自動的に複製します。これは、地域的な障害が発生した場合に、重要なデータのコピーが常に別の地理的場所で利用可能であることを保証するため、災害復旧に不可欠です。

●異なるデータセットごとのカスタム取得プラン:異なるデータセットのビジネス上の重要度に基づいて、カスタム取得プランを定義します。例えば、優先度の高いデータについては迅速な取得、重要度は低いがサイズの大きいデータセットについては一括取得などです。これにより、コストのバランスを調整し、重要な情報が迅速に利用可能であることを保証します。

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