AWS環境でのバックアップ/リカバリ/災害対策
データ保護の構成管理ツール
N2WS Backup & Recoveryは、WebインターフェースでAmazon Web Service上のデータ保護や管理、復旧をまとめて行うことができます。
Ver4.0よりAzure VMやSQL Databseのデータ保護がサポートされました。
https://www.climb.co.jp/blog_veeam/n2ws-br-20280
EC2/EBS
EFS
RDS/Aurora
RedShift
DynamoDB
Amazon Web Service上の保護構成を簡単に
-
Amazon Web Service専用
エンタープライズクラスのデータ保護 -
全てのデータとサービスを
30秒以内にリストア -
コンプライアンス遵守と
セキュリティ標準 -
災害対策DRを
クロスリージョン・クロスアカウント
AWSなどのパブリッククラウドではクラウドプロバイダがインフラ側を、利用者が自身のアプリケーションやデータを保護する必要が有ります(責任共有モデル)。AWSでは、各種保護機能やサービスを提供していますが、それをどのように設定し保護するかはユーザの責任になります。とはいえ、このためにバックアップやスナップショット構成、復旧操作を全て手動またはスクリプト等で行うには手間と時間がかかります。
N2WS Backup & Recoveryでは、このような構成や管理、復旧をWebインターフェイスで簡単にまとめて行うことができます。
- Amazon Web Service専用のエンタープライズクラスのデータ保護
- 全てのデータとサービスを30秒以内にリストア
- コンプライアンス遵守とセキュリティ標準
- クロスリージョン、クロスアカウントでの災害対策DRを
主な機能
高度に柔軟なバックアップを提供
ブロックレベルと永久増分スナップショット
N2WSではAmazonネイティブのスナップショットを活用し、独自に改善、強化を行ったN2WSスナップショットを提供します。これにより、EC2インスタンス、EBSボリューム、RDS、RedShift、Auroraクラスタのバックアップとリカバリを自動化します。
N2WSスナップショットはブロックレベルで取得され、最も効率的なバックアップを実現します。ファイルの一部のみが変更された場合、変更されたディスクブロックのみがバックアップされます。スナップショットを数分から数か月の間隔でスケジュール、任意の期間保持し、柔軟なRPO(目標復旧地点)を提供します。
アプリケーション一貫性のあるオンライン バックアップ
システムをオフラインにすることなく、本番アプリケーションの一貫したバックアップを作成します。N2WSには、MySQL、MongoDB、Oracle、PostgreSQL、SQL Server、Exchange、Active Directory、SharePointなどへの対応が含まれています。また、Microsoft VSSもサポートし、アプリケーションの整合性を保ったバックアップを可能にします。
ポリシーベースでのバックアップ
柔軟なポリシーベースのバックアップで、バックアップ対象、数分から数ヵ月間隔でのスナップショットのスケジューリングなど、バックアップ操作を完全にコントロールできます。任意で、保持期間、障害処理、再試行などを設定します。
Amazon S3/Glacierへのアーカイブ
N2WSでは、Amazonネイティブのスナップショット作成後、一定期間経過したデータを任意のAmazon S3バケットへアーカイブするオプションが用意されています。ストレージクラスも選択することができ、EBSスナップショット保持コストに比べて最大40%のコストカットが実現できます。
また、Glacierボールトへのアーカイブ機能も提供されており、長期保持世代については最大70%コストカット可能です。
高速なリストアと災害復旧
高速なリストアと災害復旧
サーバ/インスタンス全体、特定のボリューム、または個々のファイルを数秒ですばやくリカバリできます。インスタンス全体を他のAWSリージョンまたは他のAWSアカウント(すべてのデータや設定を含む)に復旧し、わずか数秒で実稼働状態に戻すことができます。
災害対策DR
災害対策DRスナップショットの削除を防ぐために「スナップショットの保管庫」を作成できます。インスタンス全体を他のAWSアカウントまたはリージョンに複製し、ワンクリックでボリュームやインスタンスのリカバリを完了して、システムをAWSアカウントに復元します。これにより、すべてのデータに、60秒以内で本番用としてアクセスできます。
ファイルレベル リストア
インスタンス全体を復元することや、ボリュームの手動マウントなく、個々のファイルを復元します。N2WS GUIを使用してファイルとフォルダを参照し、以前のバージョンの個々のファイルとフォルダを取得できます。
高セキュリティ環境を実現
IAMユーザとロール、マルチテナントサポート
N2WSはマルチテナント用に設計されており、複数のAWSアカウントを単一のコンソールから保護することができます。環境のアクセス制御を強化するため、N2WSは、IAM資格情報と同様に、クロスアカウントのフェデレーションとアクセスを保護するためのIAMの役割をサポートしています。また、複数のインスタンスを含む複数のAWSアカウントを管理する複数のユーザを作成することもできます。
アラート/レポート/自動化/リソースコントロール
アラート
N2WSは組み込みのアラートと通知を提供します。電子メールまたはAmazon Simple Notification Service(Amazon SNS)でアラートを受信可能です。RESTful APIも使用できますので、サードパーティの監視ソリューションに統合するためにN2WSからのプルアラートを定義することも可能です。また、複雑なバックアップやリカバリ操作、レポート作成を行うために、コマンドラインインターフェイスを使用することもできます。
リソースコントロール
EC2インスタンス、RDSなどのリソースの電源オン/オフを指定できるリソースコントロール機能によりAmazon Web Serviceユーザはランニングコストを40%削減することができます。また、電源オフのみのスケジュールを設定することもでき、不要な電源オン状態を確実に防ぐことが可能です。
アーキテクチャ
N2WSではN2WS Serverが各EC2インスタンスのスナップショット作成やS3への保存、AWSリージョン間、AWSアカウント間の複製を管理します。これにより責任共有モデルにおけるユーザの責任範囲となるバックアップ、データ保護、災害対策に関するセキュリティタスクをAWSネイティブのスナップショットを活用して、N2WSで簡単に統合管理が可能です。
サポート体制
1.日本円建て・年一括請求書処理サポート
クレジットカード決済ではなく、日本円による請求書で銀行振込での支払が可能。
年間予算が立て易く、お客様の経理処理の煩雑性を解決します。
初期費用は無料で、利用開始の工程、時間を短縮。
2.N2WS テクニカル・サポート
- N2WSに関する技術的な問合せを電話・Eメールで対応いたします。
- N2WSに関する日本語説明書を準備しています。
- N2WSに関する技術詳細ブログをすべて公開します。
詳細資料
カタログ
- [N2WS]カタログ.pdf (716KB)
技術資料
- Cloud Protection Manager クイックスタートガイド
[目次]
第1章:各種要件
第2章:CPMサーバインスタンスの構成
第3章:CPMサーバインスタンスへの接続
第4章:バックアップポリシーの作成
- N2WS Backup & Recovery 2.4:Amazon S3へのスナップショットアーカイブ.pdf (1.58MB)
- N2WS Backup & Recovery 2.4:VPCキャプチャー&クローンとRESTful APIの新機能.pdf (1.32MB)
- Veeam & N2WS ― 外部リポジトリの活用.pdf (999KB)
- [ホワイトペーパー]N2WSのバックアップ/リストア ソリューションがもたらす経営上/業務上の利点を数量化N2WS.pdf (1.01MB)
テクニカルブログ
その他日本語ドキュメントをご用意しております。
開示を希望されます方は下記お問合せ入力フォームからご連絡ください。