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StarWind Virtual SAN (VSAN)

vSphereハイパーバイザ間でホスト内部のハード・ディスクとフラッシュを簡単にミラーリングし、共有ストレージを作成可能です。これにより物理的な共有ストレージは不要となり、最小限のリソースで高いパフォーマンスとデータの高可用性を実現できます。

KastenのK10データマネジメントプラットフォーム

Starwind Virtual SANは、Linuxの仮想アプラインスを各vSphereホストに配置することで構成可能ですので、高価な特別コンポーネントを必要とせず、一般的なハードウェアを使用してパフォーマンスと信頼性を実現します。

関連記事:Hyper-V対応のStarWind Virtual SAN ≫

関連記事:StarWind SAN & NASについて ≫

  • シンプルな構成

    シンプルな構成

    ネイティブなハイパーバイザ・コンポーネント、または仮想マシン(VM)として稼働し、ストレージやネットワークの詳細な管理やUNIX管理のスキルは必要ありません。VMware、またはWindowsの経験が少ないシステム管理者でも簡単にVSANを操作し、インストール、設定、管理できます。
  • コストの効率化

    コストの効率化

    運用コストと設備投資の両方で、大幅なコスト削減を可能にします。物理的な共有ストレージ、インフラ、開発とメンテナンスの負荷を減らし、また通常のハードウェアで動作するため、必要な設備も少なくなります。
  • パフォーマンスと機能

    パフォーマンスと機能

    最小限のハードウェアフットプリント、ディプロイと管理コストの削減を実現しつつもパフォーマンスは妥協しません。サーバー・サイドのフラッシュおよびメモリ・キャッシュ、最小限のI/Oパスをもたらします。結果として得られるパフォーマンスは、一般的な仮想アプライアンスや物理的な共有ストレージよりはるかに高くなります。

主な機能

    ログ構造ライトキャッシュ (LWC)

  • ログ構造ライトキャッシュ
    集中的な仮想化ワークロードに合わせて調整されたキャッシングテクノロジです。フラッシュやRAMなどの高速メモリとストレージの一部を効果的に組み合わせることで、ベースとなるストレージへの書き込みを最適化します。すべてのユーザ・アプリケーションは常に必要な回復力とパフォーマンスを得られます。
  • Starwind Virtual SAN ハイブリッドクラウド

  • Starwind Virtual SAN ハイブリッドクラウド
    既存のワークロードをAzureパブリッククラウドに拡張し、既存のインフラストラクチャをハイブリッドクラウドに変換します。可用性の高い共有ストレージをクラウド間で分散し、最適なRTPOを実現するためのビジネス継続性と障害回復を提供します。
  • StarWind ストレッチクラスタ

  • StarWind ストレッチクラスタ
    コンスタントなアプリケーションのアップタイムと中断のないビジネス継続を組織に提供します。ストレッチクラスタのサポートにより、地理的に離れたサイト間でのライブマイグレーションでプロダクションのダウンタイムを回避できます。さらにITインフラ・リソースはアクティブ・アクティブ共有ストレージ・レプリケーションによって100%活用されます。
  • SMB3サポート

  • SMB3サポート
    SMB(Server Message Block)プロトコルの拡張版であるSMB3は、アプリケーション・データへのファイル・ベースのアクセスを提供します。ハードウェアの利用効率を最大化するように設計されているため、StarWindによるSMB3の実装はCAPEXを削減し、Scale-Out Fileサーバーの展開を簡素化します。
  • NFSサポート

  • NFSサポート
    NFS(Network File System)は、ローカルに保管されている場合と同じように、共有ネットワークを介してユーザーにデータへのリモートアクセスを提供する分散システム・プロトコルです。NFSのStarWindによる実装で専用の共有ストレージが不要になるため、CAPEXとOPEXは大幅に低くなります。またストレージとコンピュート・レイヤをマージして、クラスタが2つのノードだけで動作するようにします。
  • データ・ローカリティ

  • データ・ローカリティ
    データ・ローカリティ・アプローチは、物理ノード上のすべての仮想マシンのコンピューティング・リソースとストレージ・リソースを維持することで、ITインフラのパフォーマンスを効果的に最大化します。これにより、ほとんどのI/Oをローカルで処理できるため、インターコネクト・ファブリックを介した低速データ転送の問題が解消され、待ち時間が短縮されます。
  • StarWind Webベース管理

  • StarWind Webベース管理
    システム管理者は、HTML5 Webコンソールを介してあらゆる場所からStarWindインフラストラクチャにアクセスし、管理することができます。この機能で、PC、Android、iOS、またはWindowsモバイルデバイスからストレージ関連の操作を完全に制御することができます。
  • グリッド・アーキテクチャ

  • グリッド・アーキテクチャ
    多数のノードを1つのグリッドにまとめて接続することで、高度にフォールトトレラントなクラスタを構築できます。このクラスタトポロジは高い回復力機能を提供し、究極のパフォーマンスのための「データ・ローカリティ」の原則を維持しながら、クラスタが複数のノード障害の後でも動作し続けることを可能にします。
  • 重複排除と圧縮

  • 重複排除と圧縮
    インライン重複排除や圧縮などのVMとフラッシュに適したスペース削減技術を実装しています。その結果、オールフラッシュ構成の使用可能容量が増え、より多くのデータを仮想的に「より大きな」重複排除されたキャッシュに正確にピンポイントできるため、I/Oパフォーマンスを向上させます。また、書き込み操作量を減らすことでフラッシュの寿命を延ばします。
  • スケールアップとスケールアウト

  • スケールアップとスケールアウト
    StarWind Virtual SANでは、スケールアップとスケールアウト、両方のアーキテクチャを実装可能です。既存のストレージクラスタノードに容量を追加することも、CPU、RAM、および内部ストレージを持つ新しいホストを追加し、ストレージ容量、I/Oパフォーマンスを向上させ、VMを拡張できます。
  • StarWind iSER

  • StarWind iSER
    ブロックストレージ転送に高い帯域幅を提供します。これにより、ネットワークのボトルネックの問題を完全に解消し、待ち時間の問題を回避、クラスタ化システムで最高のパフォーマンスを実現できます。StarWind iSERを使用すると、VMの移行、データおよびVMの複製がより速くより簡単になります。
  • マルチプロトコル対応

  • マルチプロトコル対応
    StarWind Virtual SANは業界標準のアップリンクプロトコルを使用し、ほぼすべての仮想環境およびテクノロジと統合できます。SMB3(SMBダイレクトおよびSMBマルチチャネルを含む)、NFSv4.1およびiSCSI、NVMe over Fabrics、およびiSERなどに対応しています。
  • FT(フォールト・トレランス)とHA(ハイ・アヴェイラビリティ)

  • FT(フォールト・トレランス)とHA(ハイ・アヴェイラビリティ)
    ストレージとキャッシュを指定された数のホスト間で「ミラーリング」し、フォールトトレラントなストレージプールを作成できます。特定のVMまたはLUNのレプリカをいくつ保持するか、およびクラスタで使用するアクティブストレージコントローラの数を、システム管理者が自由に構成可能です。
  • ハイパーコンバージド

  • ハイパーコンバージド
    ハイパーバイザーの拡張として、優れたパフォーマンスとハイパーバイザー固有の管理ツールを使用した統合管理の両方を提供します。Starwind Virtual SANではLinuxの仮想アプラインスとして統合され動作します。
  • コンピューティングとストレージ機能を分離

  • コンピューティングとストレージ機能を分離
    個別のストレージレイヤを作成するために、専用のホストセット上でも動作します。容量のみを拡張する必要がある場合は、コンピューティングレイヤとストレージレイヤの区別が最適です。一般的なユースケースは、巨大なクラスタ化されたSQL Server、Oracle、SAP、NoSQL展開用の共有ストレージ、およびスケールアウトファイルサーバー用の安価なブロックバックエンドです。
  • サーバサイドキャッシュ

  • サーバサイドキャッシュ
    分散RAMとフラッシュベースのキャッシュを利用することで、I/O待ち時間を短縮し、ネットワークトラフィックを最小限に抑えます。結果、不要なコストをかけずに汎用ハードウェアでパフォーマンスと信頼性を向上させることができます。また超高速のライトバックポリシーを安全に実現するため、キャッシュは複数のホスト間でコヒーレントに保たれます。
  • 幅広く、安価なハードウェアにも対応

  • 幅広く、安価なハードウェアにも対応
    StarWind Virtual SANでは安価な汎用ハードウェアを利用できます。汎用のx64サーバー、MLCフラッシュ、回転ディスク、およびイーサネットを最大限に活用できます。また、VSANは高性能なSAS、SLC、3D NANDフラッシュ、および10/25/50/100 GbEネットワーキングにも対応しています。
  • 自動ストレージ階層化

  • 自動ストレージ階層化
    階層間のデータフローが完全に自動化されているため、ストレージをアプリケーションに割り当てるときに手動で介入する必要がありません。さらに、ワークロードを集中的に使用するアプリケーションと高パフォーマンスのストレージを効果的に一致させるため、オールフラッシュである必要はなく、オーバープロビジョニングは発生しません。
  • バーチャルテープライブラリ(VTL)オプション

  • バーチャルテープライブラリ
    安価で高速な大容量ディスクへ、テープ方式でデータを保存するためのオプション機能です。物理テープは不要になりバックアップウィンドウは大幅に短縮できます。なお、VTLは単体でも販売しております。
  • 関連記事:StarWind Virtual Tape Library (VTL)のベストプラクティス ≫

    関連記事:StarWind Virtual SAN (vSAN)の機能詳細一覧 ≫

エディション比較(2021/8/26 更新)

Starwind Virtual SANのエディションはストレージを構成するノードごとに構成可能な容量でライセンスされます。利用できる機能に差はありません。ライセンスには初年度のクライムからのStarWindテクニカル・サポートが含まれます。

エディション最小ノード数/ライセンス最大共有ストレージ容量
Standard25TB
Professional210TB
Enterprise220TB
Unlimited2無制限

詳細資料

カタログ

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