概要
様々なワークロードのデータ保護を統合管理
Veeamは、VMware vSphereやMicrosoft Hyper-V上の仮想マシンだけでなく、物理のWindowsやLinux、AWSやMicrosoft Azureといったクラウドインスタンス、さらにNutanix AHV、Microsoft Office 365、NASのファイル共有のデータ保護をサポートしています。
Veeamを導入することで物理、仮想、クラウドの様々なワークロードの災害対策を実現可能です。
また、これらのデータ保護を単一のコンソールで統合管理できるため、様々な種類、数の保護対象であっても、簡単、便利に運用を行うことができます。
VMware/Hyper-Vのデータ保護:Veeam Backup & Replication
イメージベースのバックアップ
ゲストOSのアプリケーションレベルの静止点を作成し、その時点のイメージをバックアップします。これにより不整合なくバックアップを作成し、目的とする世代のバックアップファイルから直接仮想マシンを起動するインスタントVMリカバリやファイル、アプリケーションのアイテム単位のリストアを確実に実施できます。
複製VMを作成するレプリケーション
静止点を作成した仮想マシンの状態をそのままに複製の仮想マシンをパワーオフ状態で作成します。スケジュールで実行された各レプリケーションの世代を最大28世代まで保持し、問題のない正常な状態へフェイルオーバ 可能です。またフェイルオーバ 後に復旧したオリジナルへのフェイルバック(切り戻し)も可能です。
Nutanix AHVのデータ保護:Veeam Backup for Nutanix AHV
Veeam Backup for Nutanix AHVはNutanix AHVハイパーバイザー上の仮想マシンのバックアップを提供します。Nutanix AHV仮想マシンのバックアップは、VMware・Hyper-V・物理環境のバックアップも対応しているVeeam Backup & Replicationの保存先(リポジトリ)に保存でき、そのバックアップをまとめて管理可能です。
これにより、VeeamはNutanix Enterprise Cloud Platformで利用可能なVMware ESXi、Microsoft Hyper-V、Acropolis Hypervisorのどのハイパーバイザ上の仮想マシンでもバックアップ可能になります。
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物理マシンのデータ保護:Veeam Agent for Windows/Linux
Veeam Agentを導入することで、物理、仮想、クラウドあらゆる環境のWindows/Linuxマシンを保護することができます。それぞれのマシンにVeeam Agentを導入し、それ単体で使用することも可能ですし、Veeam Backup & Replicationと統合管理することで、展開、データ保護、災害復旧等の各タスクをリモートで実行できます。
クラウドインスタンスのデータ保護:Veeam Backup for AWS/Azure
クラウドネイティブのスナップショットを利用し、投資対効果の高いセキュアなクラウドインタンスのバックアップと復元を提供します。停止、意図せぬ削除、マルウェアなどの原因にかかわらず、あらゆるクラウドデータを数分で簡単に復元できます。
各クラウドのマーケットプレイスから簡単に入手可能で、使いやすいシンプルなWebベースのGUIにより、重要なワークロードすべてを確実に保護します。
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Microsoft 365のデータ保護:Veeam Backup for Microsoft 365
Microsoft 365環境の包括的なバックアップを提供します。Exchange Online、SharePoint Online、OneDrive for Businessのバックアップが可能で、電子メールやドキュメントなどの各種アイテムを必要なときに復元できます。これにより、コンプライアンスの要件に応じた長期間の保存ポリシーに基づくデータ保持を実現します。
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