特長
簡単操作であらゆる環境の確実なデータ保護を実現
確実なデータ保護 -整合性を保ち、復旧可能性を自動検証-
仮想マシン(VMware/Hyper-V)のイメージベースのバックアップと複製の仮想マシンを作成するレプリケーションでお客様の環境に合ったデータ保護を実現できます。
また、Nutanix AHVの仮想マシンや物理マシン(Windows/Linux)、AWS/Azureのインスタンス、NASのバックアップを行うことが可能なため、様々な環境のデータ保護をまとめて行うことができます。
- ゲストOSの静止点作成に使用するMicrosoft VSSをVeeamは独自にサポートしています。これによりアプリケーションレベルの整合性を保ったオンラインバックアップ・レプリケーションが可能です。
- 仮想アプライアンスを介してネットワーク的に隔離された環境で仮想マシンの起動テストからアプリケーションのスクリプトテストまで全自動で実施可能です。この自動復旧検証機能により、ファイルの整合性チェックだけでは判別できないようなOS/アプリケーションレベルでの障害や破損を検出できます。
- 取得したバックアップを異なるストレージやテープ、クラウドへ二次バックアップを行うことで、バックアップの長期保存や災害対策が可能です。
- アプリケーション整合性アプリケーションを止めずにオンラインバックアップ
- VMの自動復旧検証バックアップが正常に行われているかを自動検証
- 2次バックアップ遠隔地へバックアップファイルをコピー
- 暗号化バックアップファイルをAES 256-bitで暗号化
高度な復旧 -数分でVMを起動可能な高速リカバリと豊富なオプション-
- バックアップ内の仮想マシンのデータを、ハイパーバイザーにマウントすることで仮想マシンを起動できます。これにより、バックアップデータの展開、転送が必要なく、どのようなサイズの仮想マシンであっても数分で起動できます。
- WindowsやLinuxはもちろんのこと、NovellやSolarisなどを含むゲストOSの17のファイルシステムをサポートしています。また、LinuxのLVMやWindowsのLDMのディスク内のファイルであってもリストア可能です。
- Active Directory、SharePoint、Exchange、SQL Server、Oracleといったアプリケーションのアイテム、メールやレコード、ユーザー、データベース単位でのリストアが可能です。誤ったレコードの更新や、重要なメールを削除してしまったときに役立ちます。
- Veeamで取得したバックアップを、Azure VMやAmazon EC2として直接リストアが可能です。テスト用の一時利用としてのリストアやクラウドへの移行に利用できます。
- インスタントVMリカバリバックアップファイルから直接VMを起動PATENTED
- ファイル単位バックアップファイルからファイルのみをピンポイントにリストア
- アイテムリストアバックアップからアプリケーションのオブジェクトをリストア
- クラウド リストアAzure環境にVMをリストア災害対策や移行を簡単に
効率的で高速なアーキテクチャ -環境に合わせ最適な構成を-
- Veeamは分散アーキテクチャを採用しています。そのため、単一のサーバで動作させることもできますが、処理サーバや保存先を複数用意し分散処理を実施することも可能です。これにより小規模からエンタープライズまで、規模を問わずに簡単に構成することができます。
- Dell EMC, NetApp, HPE, Nimble, Cisco, IBMのストレージスナップショットと連携することで仮想環境への影響が大きいVMwareスナップショットを保持する時間を可能な限り短くし、仮想環境への影響がほぼゼロで高速なデータ保護を実現できます。
- 仮想環境のデータブロックに最適化されたキャッシングにより、転送量を削減し、バックアップ、レプリケーションのデータ転送を最大50倍高速化します。
- EMC Data Domain Boostとの統合によりバックアップの保存処理やマージ処理が大幅に高速化できます。またExaGridとの統合による高速化やHP StoreOnceに合わせた最適設定なども行われています。
- 分散アーキテクチャ処理サーバと管理サーバを分離し、負荷分散により効率的な処理が可能
- ストレージスナップショット連携ストレージスナップショットを活用した、バックアップ・レプリケーション
- WAN環境の高速化キャッシュにより遠隔地へのデータ転送を高速化
- 重複排除ストレージとの統合保存先ストレージと連携して高速バックアップ
統合されたUIと柔軟な管理 -4ステップで設定完了、カスタマイズも簡単-
- Veeamは仮想環境(VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、Nutanix AHV)に物理環境(Windows/Linux)、クラウド(AWS/Azureインスタンス)のデータ保護をサポートしており、これらのデータ保護を統合管理することが可能です。
- 複数拠点にまたがってデータ保護を行う必要があっても、単一のWeb UIからすべての拠点のジョブの管理が行えます。
- Web UIであるVeeam Enterprise Managerを使用することで、ヘルプデスクやVMのオーナ、アプリケーションのオーナにリストアを安全に委任する機能を提供しています。
- ユーザごとにVeeamで行える操作を制限することが可能です。すべての操作を行える管理者権限、バックアップやレプリケーションジョブの実行権限、リストアの実行権限、作成されているジョブの確認のみが行えるRead-onlyの権限があります。
- 統合管理マルチハイパーバイザ対応とバックアップ統合管理機能
- 複数拠点の一元管理複数拠点のジョブを一ヶ所で管理・実行・編集・レポート作成
- セルフサービス機能VMオーナーへのリストア委任管理者へのバックアップ委任
- ユーザ単位の権限付与ユーザ毎に実行できる操作の制限が可能