【climbクラウド・ナウ】クラウド・プロジェクトとアジャイル開発:2013年7月号


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    クラウド・コンピューティング最新技術情報マガジン

                             2013年7月10日
                         株式会社クライム
                      https://www.climb.co.jp/ □

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◆◇◆    目次    ◆◇◆
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◆今月の注目コラム
【1】 クラウド・プロジェクトとアジャイル開発
【2】 『EV新時代』

◆今月のシリコンバレーニュース
【3】 M & A

◆今月のワンポイント英語単語
【4】 “Acronym”

◆クライム通信
【5】 ユーザ会のご案内
【6】 セミナー・イベントのご案内
  1. 7/19(金) ユーオス関西 POWER UP フェア2013に出展します
  2. システムインテグレータ様向け
   クライム製品 提案/活用ポイントセミナー<無償・随時>
 
【7】 Veeam Free専用コミュニティフォーラムサイト
【8】 今月の新着技術ブログ
【9】クライム・技術ブログ閲覧ランキング

───────────────────────◆ 今月の注目コラム ◆─
クラウド・プロジェクトとアジャイル開発
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ソフトウェア市場の競争は激しく、小規模ベンチャーが大企業を負かすことも
珍しくない。
そんな中、特に開発速度において、アジャイルは大きな武器となり得る。
しかし、アジャイルは諸刃の剣でもあり、使い方を間違えると致命傷となりか
ねない。アジャイルの採用に際しては、下記の点において、プロジェクトの適
正を見極めなければならない。

1. プロジェクトは新しくて明瞭か。
かつてウォーターフォール方式で開発されたものを基盤としているような
プロジェクトはアジャイルには適さない。

2. UI開発スケジュールはアジャイルに対応可能か。

3. 開発チームは極端であってはならない。柔軟であり、かつ一貫性がある。
新しいものを取り入れ、従来の手法に固執するところは固執するなど。

4. 管理責任者の適正。細かく管理しすぎるのはアジャイルを阻害する可能性も。

5. 再度、プロジェクトの適正確認を。

6. クラウド・インフラはアジャイルに対応可能か。
予算オーバーではないか、など。

(CloudTweaksコラムDetermine If Your Cloud Project is Agile-Readyより)
http://bit.ly/128Gxub

───────────────────────◆ 今月の注目コラム ◆─
『EV新時代』
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日本からの出張者がシリコンバレーに来てよくでるコメントのひとつにフリー
ウエイを走るハイブリッド車や電気自動車の多さに関するものがある。  

プリウスは日本よりも多いかもね。
これがボルトなんだ。
あ、リーフもあるね。  

実際、日本の国産メーカーの中にも日本では発売していない車種をハイブリッ
ドでだしている例も多々ある。
そんなハイブリッド車、EV車の伸びが2013年始めからさらに加速している。
なかでもテスラのモデルSの存在は大きい。
日本では発売直前のモデルでもあるし、その存在感からも非常に目立つ車だ。
予約開始は昨年度からで、多くの人がウエイティングリストに殺到していたと
いうところも新しいもの好きが多くいるシリコンバレーらしい。

そして2013年よりモデルSの発売開始とともにシリコンバレー内にはテスラモ
デルSをちらほら見かけるようになった。
第一四半期には4900台の出荷台数というが第二四半期ではもっとうれたのでは
ないだろうか。
高級車のセグメントを狙ったモデルS、バッテリーの容量が小さいモデルでも
6万ドルもする高級車がシリコンバレーに増殖していることを日々感じること
ができる。
最近では、大きなショッピングモールや大きな会社の駐車場でもパラパラみか
けるほどになった。
セダンというレイアウトにも関わらずエマージェンシーの3列目のシートをだ
せば7人乗車可能な大きなボディ。そしてなんといっても目立つのがフロント
コンソールにある大きな液晶バネルだ。
普通の車にあるようなエアコン、オーディオ、カーナビなどのスイッチ類が一
切なく、全てがこの液晶のタッチパネルで操作するしくみ。

スマートフォンやタブレット端末を同じ感覚で、必要な機能を呼び出して、そ
れらをタッチパネルでコントロール。後進の際のバックカメラの映像などもこ
ちらのモニターで表示される。 

従来の車には、ここまで斬新なコントロールシステムなど存在しなかっただけ
に、非常に美しくスマートに感じる。
モデルSに組み込まれているコントロールシステムやモーター制御のソフトな
どもWifiや3G通信でアップデートされるそうだ。 

さらにテスラ専用のアンドロイドアプリケーションがあり、スマホを通じて車
の充電状況を確認したり、エアコンを遠隔操作したり、ドアの施錠解錠、GPS
による車の位置情報を得ることもできるそうだ。  

自動車産業とIT産業の融合に日本も力を入れ始めているようだが、テスラの成
功はまさにその先駆だと言えると思う。  

iPhoneやAndroidで使える楽しく、便利なアプリケーションが次々にでてきた
だけでなく、現在も常に作られている現実をみると、車がEVになるだけでなく
もっともっと新しい楽しい便利な自動車マーケットが広がることを予感する。

                               By HiroM

───────────────── ◆今月のシリコンバレーニュース ◆─
M & A
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■ Western Digital、sTecを$3.4億で買収 [6/25]

sTec(カリフォルニア州Santa An市,1990年設立)は企業向けSSDドライブの
メーカであり、大手データセンタ向けやOEMの大手顧客であるDell、EMC、
Fujitsu、HP、IBMなどに製品を提供している。
この買収は昨年、Western Digitalが買収したHGSTを通じて行う。

■ SoftBank、$216億でSprint Nextel買収が決定 [6/25]

Sprint Nextelは米国第3位の携帯電話の事業者である。
ソフトバンクは昨年10月に、$201億でそれを買収することを発表した。
その後、独占禁止法の問題などをクリアして来た。

ところが、今年4月になって衛星TV放送の大手DISH Networkが$255億で買収す
ると名乗りを上げた。そこで、ソフトバンクは6月に買収額を$216億に引き上
げて対抗していた。

この度、株主投票で圧倒的多数で承認された。今後は、米国通信委員会である
FCCによる承認を待ち、7月には買収が完了する見込みである。

             提供元:Silicon Valley News Just Skill, Inc.

──────────────────◆ 今月のワンポイント英語単語 ◆─
“Acronym”
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“Acronym” は、ギリシャ語の単語2つをルーツとしている。”acro-” とは、
角や先端といった意味で、”-nym” は名前という意味である。
それでは、”-nym” を含むいくつかの単語、そして “-nym” に近いラテン語を
ルーツとするフォーム “nom-” を含む単語を見てみよう。

pseudonym:<偽名、ペンネーム、筆名>
anonymous:<匿名>
nominal:<名ばかりの、名目上の>
nominate:<候補者に指名される、任命される>
nomenclature:<学術用語、専門用語、目録>

───────────────────────────◆ ユーザ会 ◆─
3Cユーザ会設立予告!
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この度、株式会社クライムではユーザ会を発足させる運びとなりました。
本会の略称は『3Cユーザ会』ですので、以後よろしくお願いします。
クライム製品のユーザ様の情報交換、相互研鑽の場など提供できればと考えて
おります。

詳細は後日メルマガで配信予定です。
申込者へのプレゼントも考えておりますのでご期待くださいませ。

────────────────────◆ クライム通信・セミナー ◆─
セミナー・イベントのご案内
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セミナー・イベントの最新情報はこちら
→ https://www.climb.co.jp/soft/seminar/?cmm

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1.7/19(金) ユーオス関西 POWER UP フェア2013に出展します
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クライムは下記の通り、ユーオス関西 POWER UP フェア2013に出展します。

◆日 時:2013年7月19日(金) 10:00~17:30(受付開始9:30)
◆主 催:ユーオス・グループ関西支部
◆協 賛:関西地区愛徳会
     BOEコンソーシアム
     関西IBMユーザー研究会
     リコープロダクションプリントソリューションズ・ジャパン株式会社
     レノボ・ジャパン株式会社
◆後 援:日本マイクロソフト株式会社
◆参加費:無料(事前登録制)
◆会 場:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)10階

●ブース展示
No:19
タイトル:仮想化環境とデータベースのBCP、災害対策
概要:仮想化対応のバックアップ&レプリケーション・ツールの「Veeam」と、
   データベース・レプリケーション・ツール「DBMoto」の紹介。

●セッション
No:A-5(Room1004)
時間:16:35~17:00
タイトル:異種DB間対応レプリケーション・ツール「DBMoto」のご紹介
概要:DBMotoは、IBM DB2(A2/400含む)・SQL Server・Oracle・MySQL等の
   異なるDB間でリアルタイムなレプリケーションが可能です。
   全件と差分のレプリケーションモードをサポートしており、災害対策
   (BCP)やDBの移行、負荷分散、他システムへの連携等に最適です。

詳細・お申込みはこちら
 ⇒ http://www.uos.jp/kansai2013/

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2.システムインテグレータ様向け
  クライム製品 提案/活用ポイントセミナー<無償・随時>
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仮想環境のデータ保護・管理や、データベースのデータ保護・移行・バックア
ップの提案を検討されている方向けに開催しているセミナーです。
製品の操作方法や設定方法も併せてご紹介します。

◆日 程:お申込み後に調整
◆会 場:株式会社クライム 本社(東京都中央区)
     https://www.climb.co.jp/company/access.html?cmm
     半蔵門線「水天宮前」駅3番出口から徒歩1分
     日比谷線「人形町」駅A2出口から徒歩5分
◆参加費:無料
◆定 員:10名 ※最小催行人数:3名

詳細・お申込みはこちら

 Veeam製品 提案/活用ポイントセミナー
 → https://www.climb.co.jp/soft/seminar/veeam/?cmm
 DBMoto 提案/活用ポイントセミナー
 → https://www.climb.co.jp/soft/seminar/dbmoto/?cmm
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 ▼Veeam Free専用コミュニティフォーラムサイト
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VMware、Hyper-V対応 バックアップ・レプリケーションソフトの無償版
「Veeam Backup Free」と、仮想環境の監視&レポーティングソフトの無償版
「Veeam ONE Free」のお使いの方向けコミュニティフォーラムサイトをご利用
いただけます。情報交換やご質問等にお使いください。
→ http://www.climbmail.net/forums/veeamfree/

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 ▼今月の新着技術ブログ              2013/6/1~2013/6/30
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〇 Ver 7特集1 テープへの保存機能(バックアップとファイル)
→ //www.climb.co.jp/blog_veeam/veeam-backup-8892?cmm

〇 DBMotoの設定情報(メタデータ)を冗長化構成にして、より安全に運用する
 → //www.climb.co.jp/blog_dbmoto/archives/1188?cmm

〇VMwareでスナップショットを失敗するケース(まとめ)
 → //www.climb.co.jp/blog_vmware/vmware-5674?cmm

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 ▼クライム・技術ブログ閲覧ランキング       2013/6/1~2013/6/30
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【第1位】VMware/Hyper-Vの仮想ディスクを相互変換可能なフリーソフト
    【StarWind V2V Converter】
→ //www.climb.co.jp/blog_veeam/starwind-8817?cmm

【第2位】WindowsのOracleでORA-01031エラーが発生した場合の対処法
→ //www.climb.co.jp/blog_dbmoto/archives/1054?cmm

【第3位】RDM(Raw Device Mappings)と Veeam Backup & Replication
    【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
→ //www.climb.co.jp/blog_veeam/veeam-backup-3922?cmm

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