前回、ショッピングサイトを構築できるオープンソースとして「EC-CUBE」を紹介しました。「EC-CUBE」を構築したらショップのオーナーとして商品を登録していくことになります。商品が登録されたことをユーザへ周知するため方法として、TwitterやFacebookといった無料のSNSが広告媒体として利用できます。そこで、今回はPHPのプログラムからTwitterへ認証を行い投稿する方法を紹介します。
初めにTwitter側での準備が必要なります。開発者用サイトへログインし、キーやトークンを取得します。
1. 投稿用のTwitterアカウントを作成します。
2. Twitterの開発者用サイトへアクセスし、先ほど作成したアカウントでログインします。
https://dev.twitter.com/
3. 右上のアカウントメニューからMy applicationsをクリックします。
4. Create New Appをクリックします。
5. 必須項目を入力してTwitter Applicationを作成します。
6. PermissionタブのAccess欄にあるRead and Writeを選択して、Update settingsをクリックします。
7. API KeysタブのYour access token欄にあるCreate my access tokenをクリックしてトークンを作成します。
8. API KeysタブのApplication settings欄からAPI keyとAPI secretを、Your access token欄からAccess tokenとAccess token secretをメモします。
次に先ほどメモしたキーとトークンを使用して、PHPのコーディングを行います。
1. Services_Twitter、HTTP_OAuth、Net_URL2、HTTP_Request2をインストールします。
2. Twitterへ投稿を行うプログラムは例えば下記のようになります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
// インストールしたライブラリをインクルード
require_once ‘Services/Twitter.php’;
require_once ‘HTTP/OAuth/Consumer.php’;
// Twitterの開発者サイトからメモした値を入力
$consumerkey = “メモした値”;
$consumersecret = “メモした値”;
$accesstoken = “メモした値”;
$accessecret = “メモした値”;
// Twitterへ認証を行う
$twitter = new Services_Twitter();
$oauth = new HTTP_OAuth_Consumer($consumerkey, $consumersecret, $accesstoken, $accessecret);
$twitter->setOAuth($oauth);
// Twitterへ投稿
$msg = $twitter->statuses->update(“プラグラムからつぶやく。”);
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
商品名やその説明、URLを変数として与えることで、Twitterで商品の紹介を投稿できます。