【climbクラウド・ナウ】ハイブリッド・クラウド環境でパフォーマンスを測るには:2012年6月7日


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    クラウド・コンピューティング最新技術情報マガジン

                           2012年6月7日
     株式会社クライム
                      https://www.climb.co.jp/ □ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

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◆◇◆    目次    ◆◇◆
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◆今月の注目コラム
【1】ハイブリッド・クラウド環境でパフォーマンスを測るには
【2】データの身元再確認 ― パブリック・クラウドのリスク

◆クライム通信
【3】クライム特別講演 / セミナーのご案内
【4】今月の新着技術ブログ
【5】クライム・技術ブログ閲覧ランキング

──────────────-◆ クライム通信・特別講演 / セミナー ◆─
特別講演『シリコンバレー発:クラウドコンピューティング最新動向』ご案内
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名桜大学客員教授であり、シリコンバレーで長年ITコンサルティングに携わる
米国Just Skill, Inc.社長、山谷正己氏がクラウドコンピューティング最新動
向を詳しく解説。
また、仮想化セミナーでは、失敗しないサーバ仮想化実現へ向けてのポイント
を解説と、バックアップや監視、レポーティングなど、さまざまな支援ツール
も紹介します。

◆特別講演:
『シリコンバレー発:クラウドコンピューティングの最新動向』
      講師:山谷 正己 氏
   米国Just Skill, Inc.社長。名桜大学客員教授
◆仮想化セミナー:
― これだけ押さえれば失敗しない―『成功事例から学ぶサーバ仮想化』
 ○中堅企業から必要な仮想化の災害復旧(ディザスタリカバリ)
 ○仮想インフラにおける効果的な監視とレポーティングの必要性
株式会社クライム ソフトウェア事業部

◆会 期:2012年6月28日(木)13:30-16:30 (受付開始:13:10)
◆会 場:会場:ロイヤルパークホテル「有明の間」
     東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」に直結(4番出口)
◆参加費: 無料、事前登録制
 詳細はこちら⇒ https://www.climb.co.jp/soft/seminar/2012/0628/?cmm

───────────────────────◆ 今月の注目コラム ◆─
ハイブリッド・クラウド環境でパフォーマンスを測るには
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ITサービスの質を正確に測るのは難しい。特に、第三者を通じてユーザーにサ
ービスを提供しているような場合、そのパフォーマンスを計測するのは困難で
ある。

クラウドコンピューティングが大きく注目されている今日、この課題はより大
きな意味を持つ。なぜなら、多くの企業はプライベート・クラウドとパブリッ
ク・クラウドを併用するハイブリッド・クラウドを採用しているから。
そこで、ITサービスの質を測るのためにSMI(Service Measurement Index)を用
いることが考えられている。自社のサービスのパフォーマンスが、クラウドプ
ロバイダの環境下で、どのようになっているのか、といった基本的な問題から
はじまって、複数の環境下でのパフォーマンスの違いや、社内と社外での違い
など、検討課題は多岐にわたる。

Cloud Services Measurement Initiative Consortium (CSMIC)の考案するSMIが、
その標準的指標となることが期待されている。SMIは信頼性、機動性、確実性、
経済性、パフォーマンス、セキュリティ、機密性、利便性を基準とし、さらに
細かい指標を設けている。

       (CA Community コラムDemystifying Quality Business Service
                   Delivery in the Cloudより)

───────────────────────◆ 今月の注目コラム ◆─
データの身元再確認 ― パブリック・クラウドのリスク
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パブリッククラウドの企業データに対するリスクについてはいろいろと語られ
ている。そもそもプロバイダのスタッフを信用してよいのか?誰がどのデータ
にアクセスしたのか確認は可能か?などなど。しかし、つい見落とされがちな
のは、データの保存期間についてである。プロバイダとの契約が終了した後、
データはどう破棄あるいは識別不可にされるのか。

データが一括処理され識別が不可能な状態にされた後でも、実はデータの身元
再確認を可能にするツールが出まわっている。これはデータの性質によっては、
企業にとっても重大なリスクになりかねない。

クラウドプロバイダとの契約は、契約終了後のデータ処分、さらに、その後に
起こりうる責任問題についても、あらかじめ考慮しておく必要がある。
              
              (CloudCommonsコラムData Re-Identification
                   - A real risk to businessesより)

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