Windowsマシンのバックアップをクラウドへ保管
Windowsマシンをイメージベース/ファイルベースでバックアップ
Amazon S3, Amazon Glacier, Azure, Google Storageなどのクラウドに対応します
CloudBerry Backup 製品名変更のお知らせ
『CloudBerry Backup』の製品名称は『MSP360 Backup』に変更されました。
MSP360 Backup(旧 CloudBerry Backup)は、Windows環境で暗号化および圧縮したデータを、簡単にクラウドへバックアップできるように設計されています。ユーザフレンドリーなインターフェイスから、バックアップ計画の作成とデータのリストアが可能です。保存先にはAmazon S3, Amazon Glacier, Azure, Google Storageなどのパブリッククラウドストレージをサポートします。
機能
イメージベース/ファイルベースのバックアップ
MSP360 Backupは、イメージベースまたはファイルベースでバックアップの取得ができます。バックアップの際は日時や月次でのスケジュール設定やAESなどを利用した暗号化、メール通知などの設定が可能です。さらに、圧縮機能やクラウドコストの見積/上限設定もできるため、ストレージ費用のコントロールが可能です。
永久増分バックアップに対応
MSP360 Backupは、定期的なフルバックアップの取得が必要な増分バックアップだけでなく、永久増分バックアップ方式にも対応し、初回のフルバックアップ以降は差分だけをバックアップすることが可能です。この機能によって、変更されたデータブロックのみを追跡してコピーするため、バックアッププロセスを高速化し、ストレージ容量を大幅に削減することができます。
参考記事:CloudBerry 新しいバックアップ形式でのバックアップ世代保持の考え方
バックアップデータをイミュータブルに保持
MSP360 Backupは、オブジェクトロック機能を利用して、取得したバックアップをイミュータブルに保管しておくことが可能です。これにより、攻撃者がストレージに不正アクセスしてもデータは変更や削除が行えないため、万が一の時でもより確実な復旧につなげることが可能です。
参考記事:ランサムウェア対策としてWasabi Cloud Storage を利用したCloudBerry Backup とのイミュータブル設定方法
ファイルレベルのリストア
MSP360 Backupは、ファイルベースで取得したバックアップからファイル/フォルダのリストアが行えます。リストアの際、ソースファイルが保持されていた元の場所へのリストアだけでなく、特定の場所へのリストア、別マシンへのリストアにも対応するため、災害や故障などで元のマシンが使えないという場合でも復旧が可能になります。
参考記事:CloudBerry Backupでの別マシンからのリストア方法について
イメージバックアップからのリストア
MSP360 Backupは、OSイメージベースで取得したバックアップから物理ディスクとしてリストアができるだけでなく、Amazon EC2、Azure VM、GCEインスタンスとしてのリストア、VMware、Hyper-V、異なるハードウェアへのリストアにも対応します。
参考記事:
MSP360(CloudBerry) Backupを利用してのAmazon EC2にサーバ全体をリストア(復元)する方法
CloudBerry Backupでのマイクロソフト Azure VMへのリストア方法
システム要件
- 対応OS
Windows Server 2022 / 2019 / 2016 / 2012 / 2008 R2 / 2008
Windows 11 / 10 / 8 / 7 - ソフトウェア
Microsoft .NET Framework 4.5.2以降
Microsoft Visual C++ 2013 Redist x64 - ハードウェア
CPU:1.4 GHz 64-bitプロセッサ
メモリ:最低4GB RAM 推奨8GB RAM
ディスク領域:最低1GB
※マシンは、インターネットに接続されている必要があり、ポート443でブロックされないようにする必要があります。
対応クラウド
- Amazon S3/Glacier
- Microsoft Azure
- Google Cloud Storage
- Wasabi open_in_new
- Backblaze B2
- Minio
- S3互換ストレージ
※MSP360 Backupはこれらすべてのクラウドストレージの機能を100%保証するわけではありません。最終的にはユーザ様での検証をお願いしております。
エディション
機能 | Bare Metal (Server) | ULTIMATE (旧ENTERPRISE) |
---|---|---|
オペレーションシステム | ||
Windows 7以上のクライアントOS | ○ | ○ |
Windows Server 2008以上のサーバOS | ○ | ○ |
バックアップサポート | ||
ファイルシステム バックアップ | ○ | ○ |
イメージベース バックアップ | ○ | ○ |
システム状態 バックアップ | ○ | ○ |
ベアメタル リストア | ○ | ○ |
クラウドVMへのリストア | ○ | ○ |
MS SQL Server対応 | ー | ○ |
MS Exchange Server対応 | ー | ○ |
バックアップ先の対象データ量 | 1 TB | 制限なし |
バックアップ元のネットワーク共有数 | 5 | 制限なし |
価格(Veeamユーザには優待価格を準備) | オープン | オープン |
※2021年12月1日よりMSP360 Backupのライセンス体系が永久ライセンスからサブスクリプション・ライセンスに変更されました。
詳細資料
カタログ
- [カタログ]CloudBerry_Backup.pdf (661KB)
技術資料
- ユーザガイド[CloudBerry Backup] .pdf (16.32MB)
注:ドキュメントにはパスワードが設定されています。開示を希望される方はお問合せ入力フォームよりご連絡ください。
よくある質問(FAQ)
クライムのサポートメニュー「FAQサイト」をご参照ください
CloudBerry Backupについてよくある質問 ≫
クラウド関連製品
クライムでは、クラウド上のマシンの保護や、クラウドへのバックアップを行うためのデータ保護ソリューションを豊富に取り扱っています。詳細は各製品サイトを参照ください。
N2WS Backup & Recoveryー AWS内のデータ保護管理
AWS内でデータ保護を行うためのバックアップやスナップショット構成、コンプライアンスの確認、復旧操作などを、Webインターフェイスから簡単にまとめて行うことができます。
Zerto Virtual Replicationー クラウド⇔オンプレ VM複製・移行
仮想環境とパブリッククラウド間で数秒のRPOを目的としたレプリケーションや、長期保存用のオフサイトバックアップも提供します。手間のかかるデータ移行や、クラウドを活用した災害対策を簡単かつ確実に実現します。
Veeam Backup & Replicationー 仮想マシンをクラウドへバックアップ
オンプレミスの仮想マシンのバックアップや物理マシンのバックアップをパブリッククラウドと連携させ、インスタンスとして直接リストアが可能になります。万一の事態にもサイトの復旧を待たずに運用を再開させ、ビジネスに影響を与えません。
Veeam Agent for Windows/Linuxー 物理マシンをクラウドへバックアップ
各マシンにエージェントをインストールし、イメージベースのバックアップが可能です。Veeam Backup & Replicationと組み合わせることで、各マシンのエージェント管理、バックアップジョブの作成、実行、リストアなどをまとめて管理できます。
Climb Cloud Backup & Securityー サイバーセキュリティとクラウドバックアップ
導入は簡単で、初期設定はバックアップ対象を選択するだけでクラウドストレージへバックアップを行います。あとは設定したスケジュールで自動的にバックアップを実施。進捗やログをWeb管理コンソールからいつでも確認できます。