導入事例
株式会社立花エレテック様（お客様環境で使用）

既存のシステムに比べ、バックアップ作業2時間短縮＆40％前後のコスト圧縮

株式会社立花エレテック様　会社概要

会社設立	1948年
資本金	56億9200万円（平成22年3月31日現在）
従業員数	連結： 1,015名（平成22年3月31日現在）単体： 784名
売上高	連結：968億38百万円（平成22年3月期）
事業内容	電機・電子の商品、システムを販売する技術商社

株式会社立花エレテックは
システムの運用を任されている自社のユーザー向けに「Veeam Backup & Replication」を採用、従来のテープによるバックアップに比べてコスト、時間ともに効率アップを実現することができた。そこで同社システム技術部の神田修氏に話を伺った。

貴社では今回、どのような経緯でクライムの仮想バックアップソフト「Veeam Backup & Replication」を導入されたのでしょうか。

「弊社のお客様から運用を任されている工場の生産管理システムに関して、災害に備えて現状のサーバのテープバックアップを毎日2時間ほどかけて別の建物に保管する作業があり、テープ数本をローテーションして管理していました。
VMwareでの更新の際、この作業がどうしても必要と言うことで、先ず、ＵＳＢのハードディスクドライブにバックアップする事を考えましたが、仮想マシンのバックアップをＵＳＢハードディスクに簡単に取れるソフトがなくて困っていました。

私は以前よりVMware関連のソフトを色々利用していて、フリーのVeeam Backup fast SCPも利用していました。
そこで「Veeam Backup & Raplication」なら、ＵＳＢにバックアップ出来るのでは？
と考え、クライム社に電話確認し、可能という回答を頂きました。

ＷＥＢで期間限定版をダウンロードして実際に可能かどうかを検証できたので、検証して導入を決めました」

それまでのテープバックアップと比較して、仮想バックアップの利点はどこにあるとお考えですか。また、費用対効果の点では、どのくらいコスト削減となりましたか。

「仮想バックアップの利点は、特にリストア時に発揮されると思います。
「リストアが簡単」、「リストア先がＥＳＸマシンならどこでもＯＫ」、「リストアを試せる」
といったところでしょうか？

テープバックアップでは、既存マシンのデータを上書きしてしまうので、「リストアを試す」ことは非常にリスクがあると思います。
費用対効果の点では、テープバックアップと比較して４０％前後のコスト圧縮だと思います」

クライム社の製品を選んだ理由を教えて下さい。また、他社のバックアップソフトと比較して、どのような点が優れていましたか。

バックアップ作業短縮で通常業務が効率化

「Windows上で仮想マシンをバックアップできる点と、使いやすさです。バックアップ速度、リストア速度が非常に速いと思います。

特に、差分バックアップの機能は非常に便利で、短時間でバックアップできる大きな要因となっています。バックアップの速度は従来は約２時間かかっていたバックアップ作業が、1分ほどに短縮されました」

「Veeam Backup & Raplication」を導入されているシステムの構成について教えて下さい。

「ＥＳＸマシンの台数は１台、仮想マシンの数は２台です。
vCenterは別の管理サーバに入れています。

「Veeam Backup & Raplication」はこのvCenterを入れている管理サーバにインストールしています。
現在、使用している機能はバックアップ機能とリストア機能で、バックアップデータの格納先はVeeam Backup & Raplicationインストールサーバです。
またＵＳＢドライブにもコピーしています。

株式会社立花エレテック様システム構成図
株式会社立花エレテック様 Veeam導入システム構成図