導入事例
研究機関
Veeam Backup & Replicationの安定バックアップ活用で、安心サーバ集約!
Veeamの幅広い対応力で既存のテープライブラリを上手に活用!
このユーザでは東日本大震災以降、節電対策の一環として研究者向けホスティングサービスをスタートさせた。バックアップは個々のユーザに一任するという条件の下、サービスを提供してきたが、利用者の拡大と共にバックアップシステムを求める声が急増し「Veeam Backup & Replication」の導入を決定。製品選定の決め手となったポイントと、導入により期待される効果をユーザの担当者にお聞きした。
ホスティングサービスの提供により、物理ホスト6台に約100台のサーバを集約
ユーザ・サイトでの、仮想化システムは、2010年代初めからスタートした研究者向けのホスティングサーバーです。必要最低限の予算でスタートしたため、重要データは利用者がそれぞれバックアップするという運用方法を採用。それでも多くの利用希望が寄せられ、結果的に6台の物理ホストに約100台のサーバが集約され、研究所全体で管理が簡素化し、管理コスト、スペース(場所)のコスト、電気代など、総じて様々なコスト削減に成功しました。その一方で、サービスを利用する研究者が増えるに連れて、バックアップを望む声も日に日に大きくなっていきました。サービスの利用を促進しさらなるコスト削減を実現するためには、バックアップ製品の導入が必要と考え、別事業所で導入実績のあった「Veeam Backup & Replication」を採用することになりました。
既存のテープライブラリを活用
バックアップシステム構築にあたって、最も大きな課題となったのはコストです。導入コストはもちろん運用コストも必要最小限に抑えたい。そんな観点から、既存のテープライブラリの利用を希望していましたが、ホスティング基盤システム(仮想化システム)のSANの外で別建屋にあり「vSphere Data Protection (VDP) 」では対応できないことがわかっていました。また、今後ホスティングサービスの活用を推進すれば、利用者数やデータ量も大幅に増えることが予想されます。加えて既に稼働しているサービスのため、利用しているユーザへの影響も考慮する必要があります。懸念される課題を抽出して製品検討を始めたところで、「Veeam Backup & Replication」であれば、スムーズに課題解決が出来そうであるという案が浮上いたしました。
「Veeam Backup & Replication」であれば、WANを超えたストレージの利用も可能です。また、仮想マシンの数やデータ量に制限がなく、エージェントレスで仮想サーバに負担をかけることなくバックアップやレプリケーションを行うことができる。既存設備を有効活用できるため導入コストも抑えられます。さらに、関連部署にてトラブルなく安定稼働しているという実績も大きな決め手となりました。
システムの拡張性にも期待
今回「Veeam Backup & Replication」を導入したことで、必要最低限のコストで、トラブル発生時にも簡単にシステムを復旧できる安全・安心なホスティングサービスの提供が可能になりました。既にバックアップの運用はスタートしていますが、現在はサービスへの影響を調査する試験期間として、今のところシステムが重くなったというクレームもなく、順調に稼働しています。それらのトラブルフリーの情報を展開すればサービス利用をためらっていたユーザも不安要素がなくなり、一気にサーバの集約が進むことが期待されています。そうなれば物理サーバの増設も避けられませんが、拡張性に優れていることも「Veeam Backup & Replication」の大きな特徴です。GUIも直感的に操作できるように工夫されており、システムを利用するユーザにも、管理を行う側にも非常に使い勝手がいい製品ですね。
バックアップシステムの導入をきっかけに、サーバ集約を促進
製品導入後、VMwareのパッチをあてていないことによるトラブルが発生しましたが、クライムに問い合わせたところ原因がすぐにわかり、迅速に対応することができました。クライムの担当者は全員がVMware社認定エンジニアのため、トラブル発生時にもVMware側の障害か、「Veeam Backup & Replication」の問題かをいち早く切り分けることができる。将来的にシステムの拡張を考えていたり、システム構成を大きく変更するといった際にも、膨大なノウハウを持つクライムは非常に頼りになる存在です。
震災以降の値上げにより、電気料金は年間予算の中でも大きなウェイトを占めるようになりました。ホスティングサービスの利用を促進することで、電気料金の大幅な削減が見込めることは明白です。今回の製品導入をきっかけに、今後は能動的にホスティングサービスの利用を促進し、さらなるコストカットを目指したいと思っています。
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