Syniti Replicateではレプリケーション状況の監視や、何かしらの問題が発生した際にアラート通知を実施することが可能です。
レプリケーションの進捗状況をテーブル単位で確認することが可能です。
現在の処理件数や成功数・失敗数や、過去に一度でも失敗したかどうかも一目で把握できます。
Syniti Replicateではレプリケーションの統計情報が一括で確認できるダッシュボード機能も搭載されています。これによりある期間内の各テーブルのレプリケーション成功率や、レプリケーショングループ単位のスループットなどが一覧で確認できます。
アラート機能を使用することで、エラー発生時等に指定したメールアドレス宛に通知をすることが可能です。
万が一の際にもアラートを迅速に感知することができます。
Syniti Replicateでは、管理するユーザ毎の権限振り分けや、冗長化、負荷分散構成なども行えます。APIを用いた外部からの実行も可能です。
Syniti Replicateではユーザ単位で操作する権限の設定が可能です。すべての操作を行える管理者権限、レプリケーションジョブの実行権限、監視確認のみが行える読み取り専用の権限などがあります。設定にはSyniti Replicate専用ユーザを作成する方法と、Windows認証を使用する方法があります。
Syniti ReplicateのWindowsマシンの万が一の障害の備え、Windows Serverによる冗長化構成を取ることが可能です。Windowsマシンの障害発生時に自動でフェイルオーバーし、レプリケーションのダウンタイムを最小限に抑えることができます。
※Windows Serverによるクラスタ構築が必要です。
※Syniti Replicate設定情報を保持するためのDBクラスタ構築(SQL Server等)が必要です。
レプリケーション対象のDBサーバやスキーマが複数存在する場合、レプリケーション用のSyniti Replicateマシンを複数台用意することで負荷分散が可能です。負荷分散によってレプリケーションのパフォーマンス向上にもつながります。また別の監視用サーバを用意することで、設定や運用を一元管理することもできます。
Syniti Replicateは外部から利用するためのVB・C#・C++のAPIを利用できます。他のマシンからバッチ処理でSyniti Replicateを制御してジョブを実行するようなことが可能です。
Syniti Replicateでは、レプリケーション先へのテーブル作成や、一括でのレプリケーション定義作成など手間なくレプリケーションを設定可能な機能を搭載しております。GUI上でデータ整合性やレプリケーションログのチェックも行えます。
ターゲットDBにテーブルが存在しない場合、Syniti Replicateからソーステーブル情報をもとに自動でCREATEクエリを生成し、ターゲットDBへテーブル作成することが可能です。
Syniti Replicateは1テーブル単位でレプリケーション定義のジョブを作成します。テーブル数が多い場合はジョブ数も多くなりますが、ジョブは個別作成に加えてスキーマ単位による一括作成が可能です。これにより設定時間の大幅な削減が可能となります。また一括作成時にターゲットDBにテーブルが存在しない場合は自動でテーブル作成も行えます。
ソースとターゲットでデータの整合性が取れているかをGUIの画面で直接確認することができます。件数が多い場合はオプションでWHERE句を指定して件数を絞れます。万が一不整合が発見された場合でもワンクリックで修復を行うこともできます。
また、スケジュール設定を行い定期的に整合性チェックを実施させることも可能です。
Syniti ReplicateのログはGUIのログビューワで簡単に確認することが可能です。ログに加えてレプリケーションの実行履歴と件数を細かく確認することもできます。またログの出力先がファイルやDBの場合はサイズ肥大化防止のためのサイジング設定が可能です。出力先は次から選択できます。
・ファイルへ出力
・DBへ出力
・Windowsイベントログへ出力
・Log4NET出力