LTRバックアップの保存先として、SMBが使用できるようになりました。また、HPE StoreOnceやExaGrid、DELL EMC Data Domainなどの重複排除ストレージへの最適化機能を搭載しております。さらに、日次、週次、月次、年次ごとに何世代残すか、また残す際の方式は増分の世代として残すかといった細かい保持ポリシーの設定が可能になりました。
LTRを有効にしたレプリケーション設定(VPG)で特定の仮想マシンに対して、ファイルシステムのインデックスを作成することができるようになりました。これにより指定したファイルの変更日時の情報を確認しつつ、特定のVMまたはVPG全体をリストアすることが可能です。
複数のAzure VMのフェイルオーバーを同時に実施しようとした際、今までは単一のワーカーインスタンスで処理が行われていたため、キューがいっぱいになると待機する必要がありました。これに対して7.0では、Azureスケールセットを使用し、フェイルオーバーで大量のキューが発生する際には、ワーカーインスタンスを自動追加するようになったので、より効率的なフェイルオーバが実施できるようになりました。