Microsoft Azureをデータ保護、災害対策に簡単活用
Azureへのバックアップ、Azureからのリストア
以下のような3通りの方法でAzure環境へバックアップを実施し、必要に応じてリストア可能です。お客様の要件に合わせて柔軟に選択いただけます。
Veeamリポジトリを介したバックアップ
メリット デメリット 追加のライセンスなしで構成可能
全てのお客様が構成可能専用回線が必要であり、その速度に依存
Azure環境側で別途構成が必要Azure StorSimpleを介したバックアップ
メリット デメリット StorSimpleが自動で透過的にAzureへ転送
Azure組込みストレージであり、大容量に最適小容量の場合には高価
アプラインスのデプロイとメンテナンスが必要Veeam CloudConnectを介したバックアップ
メリット デメリット Veeam独自のゲートウェイでマルチサイトに最適
オンプレと変わらずVeeamコンソールで管理可能単一ロケーションからの大容量転送には不向き
ライセンス購入に条件あり
Veeamリポジトリを介したバックアップ
Veeamのコンポーネントを配置するAzure仮想マシンを用意し、それにAzure上のディスク等をマウント、バックアップ保存先とする方法です。追加のVeeamライセンスなどは必要なく、お客様の要件に合わせてWANアクセラレーション(Enterprise Plusエディション)で帯域幅の節約、最適化したバックアップが可能です。ただし、ネットワークでオンプレとAzure環境つなぐ必要があり、このため別途VPNまたはExpressRouteで専用回線を構成する必要があります。
Azure StorSimpleを介したバックアップ
Microsoft Azure StorSimpleはオンプレミスに配置したStorSimpleデバイスを介してAzure上のクラウドストレージ活用できるハイブリットクラウドストレージです。Veeamからはローカルのバックアップ保存先としてStorSimpleデバイスを指定するだけでStorSimpleにより透過的にクラウドを利用できます。
Veeam CloudConnectを介したバックアップ
Veeam CloudConnectは専用回線等がなくともゲートウェイを介することで単一ポート、SSLでの安全な通信を実現し、その環境にあるリソースをオンプレから利用できるようにします。
※エンドユーザ様向けのCloudConnectは販売に条件がございます。詳細はこちらまでお問い合わせください。
Azure VMとして直接リストア
VeeamではバックアップからマシンイメージをAzure仮想マシンとしてリストアできます。手動でインポート操作などを行う必要ななく、Veeamコンソールからウィザードで直接リストアが可能です。さらに、Azure環境、Veeamコンポーネントを配置したプロキシとなる仮想マシンを用意することで、リストア処理を高速化することも可能です。